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無印マニアが5年愛用してる「ポリエチレン湯たんぽ」。使い方は簡単で防災にも役立つ!

  • 2024.1.14
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「湯たんぽ」と聞くとどんなイメージですか? なんとなく古いイメージがあるかもしれませんが、実は今も人気のアイテムなんです。無印良品ではもう何年も前から、冬の時期には必ず「ポリエチレン湯たんぽ」が発売されます。軽くて扱いやすく、お湯を注ぐ量も見えやすい便利なアイテム。電気代も節約できて、防災にも役立つ湯たんぽを暮らしに取り入れてみませんか?

教えてくれたのは……松永りえさん

Profile

整理収納コンサルタント/ 防災共育管理士・防災士。2016年に熊本地震で被災した経験から、防災と収納を組み合わせた快適で安全な暮らしについて発信し、テレビ・セミナー・執筆など幅広く活動。無印良品マニアでもあり、10年以上綴っているブログ「良品生活」は月間最高150万PV、Instagramのフォロワーは現在7.4万人。著書『もしもに役立つ、いつものモノ選び 防災グッズは備えず使う!』(エムディエヌコーポレーション)が発売中。

無印良品の「ポリエチレン湯たんぽ」は 軽くて使いやすくて優秀

無印良品の湯たんぽはポリエチレン製。約380gと軽いです。
この湯たんぽ、実はもう5年以上前に購入したものなのですが、まだまだ変わらず現役で、欠かせない冬の相棒です。

大・中・小の3種類ありますが、私は布団を広範囲に温めたかったので大サイズを選びました。

使い方は、ラインを目印に 水とお湯を注ぐだけで簡単

まずは基本の使い方から。これ、意外と間違ってる人多いので注意!
お恥ずかしながら私も長いこと間違ってました……。

①まずはじめにキャップを外し、水を湯たんぽのそそぎ口の下にある「水位ライン」まで注ぎます。
②沸騰したお湯を、しっかり口元まで注ぎます。


沸騰したお湯をはじめに入れると変形の恐れがあります。また、口元いっぱいまで注がないと、お湯が冷めた時に変形の恐れがあります。

湯たんぽ自体が半透明なので、入れる量の目安が分かりやすいです。

これでお湯も適温になりました。
沸騰したお湯だけ入れる、と思ってる人がいるので、ここは注意してくださいね!

色が選べるカバーに入れて

そのままだと熱すぎるので、専用のカバーに入れて使います。
湯たんぽを買うときは、「あたたかファイバー鹿の子湯たんぽカバー」も一緒に買ってくださいね。あたたかファイバー素材がフワフワで気持ちいいですよ。

このカバーは本体を入れたら、ファスナーを閉めて、さらに上から被せるようになっています。2段階なので安心ですよね。


こんなときに使ってます◎ 無印良品の湯たんぽであったか生活

湯たんぽって思った以上に長い時間使えます。ただし、低温やけどには注意してくださいね。
※低温やけどになる目安:44℃では3~4時間、46℃では30分~1時間、50℃では2~3分

子どもが寝る前の布団をあたたかく

まずは王道の、寝る前に布団を温めておくという使い方。
わが家では子どもたちの布団を温めています。
これで寝るときのあのひんやり感を回避!ポカポカでぐっすり寝れます。

意外と間違ってる方がいるのですが、湯たんぽは寝る前に取り出します。一緒に寝るものではないのでお気をつけて。
取り出さないと、低温やけどになってしまいますからね。

こたつに入れて電気代節約!

子どもたちの布団を温め終わった湯たんぽはまだまだポカポカなので、使わないともったいない!こたつに入れるとじんわり温かいです。電気代の節約にも役立ちますね。

防災の観点からもあると助かる!

電気を使わなくてもあたたかさが持続

湯たんぽって実は防災の面でも優れてるんですよ。
(水と火が使えるのが大前提ですが)停電しても使えますからね。
真冬の寒さを電気なしで乗り切るのは大変!湯たんぽを保険のように備えておくのもおすすめです。

持ち運びOKで場所を問わず使える

これは災害時に限らずなんですが、どこでも持ち運べるのが魅力ですよね。
外でも使えますし、アウトドアでもいいですよね!
1つであちこちフレキシブルに使えるのって便利!

災害時に貴重な水を再利用できる

中の水を捨てるのはもったいない!
飲み水としては使えませんが、もう1度沸かして再利用したり、生活用水には十分使えますよ。ちなみに、普段は花の水やりやちょこっと掃除するのに使っています。

無印良品の湯たんぽで心も体もあたたかく

湯たんぽの魅力、伝わりましたでしょうか?
正しい使い方をすれば、寒い冬の夜が一気に快適になります。エアコンのように空気が乾燥することもないので快適です。このじんわりしたあたたかさで、心も体もあたためてみませんか?

photograph & text::Rie Matsunaga
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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