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開運グッズがアートに変身! お守り感覚で飾りたい“縁起物モチーフ”置物7選

  • 2024.1.13

日本に古くから存在し、開運や縁起の願いを込めて伝わってきた美しいモチーフや柄、形…。そんな貴重な文化を、モダンに、かわいく。今の暮らしにも取り入れてみませんか?

デザインや飾り方次第で縁起物もアートに変身。

開運グッズというと、レトロで和風なイメージが強いけれど、最近では縁起物モチーフがモダンにアップデートされていたり、日用品のデザインに落とし込まれていたり、暮らしの中に溶け込みやすいアイテムも増えてきている。

「招き猫やだるまなど、古くから伝わる縁起物モチーフも、ミニマルにデフォルメされたデザインのものを選べば、モダンな空間にも調和。また、木や石などの自然素材も、家具やインテリアと馴染みやすくなります」(インテリアスタイリスト・古瀬絵美子さん)

さらに、飾り方にもポイントが。

「写真のように小さな布を敷いたり、窓際や壁にまとめて飾ったり、部屋のどこか一角にコーナーを作ると、よりアートのような雰囲気に仕上がります」

【置物】お守り感覚で飾りたい、縁起物モチーフが大集合。

1、【矢】魔除けの効果はもちろん部屋のアクセント効果も絶大。
七面鳥や孔雀、コンゴウインコの羽根を使った矢はニューヨークを拠点に活動するデザインチーム「フレデリックス&マエ」から。柄の部分にも色鮮やかな細い糸を丁寧に巻きつけ、オブジェのような存在感に。邪気や災厄を払いつつ、シンプルな部屋のアクセントとしても活躍しそう。各¥16,500(プレイマウンテン TEL:03・5775・6747)

2、【だるま】レザーでくるめばだるまもシックな雰囲気に。
廃棄されてしまうような古い民芸品やアンティークを、革で包むことによって再生するアップサイクルプロジェクト「Yard」のだるま。華美な装飾は施さず、深みのある色合いのレザーを採用したシンプルなデザインで、モダンなインテリアやカジュアルな部屋とも相性抜群。大¥16,500 小¥11,000(OFS.TOKYO TEL:03・6677・0575)

3、【富士山】富士山と雲の峰を模したユニークな佇まいに目が釘付け!
富士山のような置物は、彫刻家イサム・ノグチも惚れ込んだといわれる香川県の庵治(あじ)石で作られたもの。火口のように山頂がへこんだデザインで、盛り塩容器としても。木製の雲のオブジェをかぶせれば、より目を引くルックスに。Ishi Fujiyama¥9,764 Kumo‐No‐Mine¥14,712(ukokor/LuLu 縷縷)

4、【将棋駒】ポップなカラーとデザインで古き良き伝統工芸品がアートに進化。
昭和の時代、お祝いごとの時に贈り合う縁起物として広く知られていた左馬の将棋駒。そんなレトロな伝統工芸品を、大胆な色使いと側面のストライプデザインでモダンに昇華。他にピンク、オレンジ、グリーン、ライトブルーもあり。パープル4寸¥5,060 ホワイト3寸¥4,180(山から福がおりてくる info@yamakarafuku.jp)

サークルボックス M¥36,300(まる工芸/プレイマウンテン)

5、【松】五葉松と黒松の景色盆栽で家にいながら自然の景色を楽しむ。
初心者でも手入れがしやすいよう、水はけの良い土やコケを使った景色盆栽。主張しすぎない小さめのサイズ感でどんなインテリアにもぴったりマッチ。日々、丁寧に植物を愛でることや自然の景色を楽しむ中で生まれる心の豊かさもまた、開運への第一歩。右・五葉松¥13,200 左・黒松¥6,050 瓦皿¥1,650(品品 TEL:03・3725・0303)

6、【招き猫】色によってご利益が異なるカラフルな九谷焼の招き猫。
白は開運招福、グレーはステイタスアップ、赤は無病息災・健康長寿、青は学業向上・交通安全のご利益が。さらに、右手を上げている猫は金運、左手を上げている猫は人を招くとされ、自分がアップさせたい運気によって選べるのが楽しい。いつでも目につくところに置くのがポイントだそう。各¥2,750(宮創製陶所 TEL:0761・47・0026)

7、【結び】日本古来の編みや結びの技法で石を唯一無二のお守りオブジェに。
石に籐を巻いたお守りのようなオブジェは、カリフォルニア発の母娘ユニット「Shizu Designs」から。自然の中で拾った石を、日本の伝統的な籠編みの技術でラッピング。同じものは一つとしてない特別感も魅力的。ただ飾っておくのはもちろん、ペーパーウェイトとしても使ってもOK。各¥13,200(cont TEL:052・228・6675)

古瀬絵美子さん インテリアスタイリスト。大谷優依氏に師事したのち、独立。現在は本誌定例アンテナページをはじめ、さまざまな雑誌や広告等で活躍中。

※『anan』2024年1月17日号より。写真・上原未嗣 スタイリスト・古瀬絵美子 取材、文・恒木綾子

(by anan編集部)

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