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ロッカーに入れていた絵の具セットも消えてしまった|ぼくの教科書がありません

  • 2024.1.13
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この漫画は、愛すべき宇宙人(@aisubekiutyu_jin)さんによる小学生の学校トラブルを描いたエッセー作品です。あまりにも忘れ物が多いイチくんを心配した担任の高橋先生は、彼に声をかけてくれました。しかしイチくんは、教科書をなくしたことを大人にバレるのを恐れて、正直に伝えられませんでした。高橋先生もイチくんの気持ちを察して、深くは追求してこなかったのですが…。『ぼくの教科書がありません』第19話をごらんください。

イチくんは母子家庭のため、お母さんに余計な心配をかけさせたくないと思い、先生に教科書をなくしたことを伝えませんでした。

せっかくのチャンスを逃してしまいましたね。そんな彼に追い打ちをかけるように、ロッカーに入れていた絵の具セットまで消えてしまいました。

教科書を失って得たものとは?

主人公・イチくんは、学校の机に入れていた教科書を次々と失くしてしまいます。母親に心配をかけまいと黙っていたのですが…。絵の具セットと習字道具までなくなったことが決定打となり、担任や母親に打ち明けました。その後、クラス全員で学校中を探しましたが、見つけることはできませんでした。

母親が新品を用意し、クラスメートもこのできごとを忘れかけていたころ、大掃除の日、上級生の女の子が「空き教室で見つけた」とイチくんがなくしたものを全て届けにやってきました。その子は同級生・シズちゃんのお姉ちゃん。シズちゃんとはかつて、バレンタインにちょっとしたいざこざを起こしてしまっていました。

イチくんは自身の行動からトラブルが起きてしまったのではないかと反省します。一方、このトラブルを通じて友人や母の気遣いにも気づくことができました。『ぼくの教科書がありません』は小学生の素直な思いを感じられるエッセー作品です。

著者:kotti_0901

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