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【高速でインターを通り越してしまったら?】目から鱗!ドライブのトラブル解決5選

  • 2024.1.13

【2024年1月13日更新】ドライブ旅行にはトラブルがつきもの。正しい対処法を知っているかどうかで、その後の被害拡大の度合いも変わってきます。そこで今回は一般社団法人日本自動車連盟の情報をもとに、ドライブで万が一遭遇したとき覚えておきたいトラブル対処法を紹介したいと思います。

Q1:目的地のICを過ぎてしまったら?

最初は高速道路を使った旅行で、目的のICを過ぎてしまったケースを考えてみましょう。友達と話に夢中になっていたら、目的地のICを通り過ぎてしまったという経験、誰もが一度くらいは経験しているかと思います。

慌ててバックミラーをチェックすると、後続車は一台も見当たらない・・・。「バックして数十メートル引き返そうか」と一瞬、悪魔の声が聞こえてくるかと思いますが、もちろん危険すぎる行為ですから絶対にNGですね。

日本自動車連盟の公式ホームページ情報によると、目的のICを過ぎてしまったら、慌てずに次のICまで行き、本線から流出して料金所へ向かうといいそう。料金所の係員が居る一般レーンに向かい、事情を説明すれば後戻りのために誘導をしてくれると言います。

この場合、追加料金も発生しないそうですので安心ですよね。実際に筆者も何度か、実際に料金所でUターンをさせてもらった経験があります。

ちなみにETCと一般レーンが共用の場合は、ETCを抜いて、勝手に作動しないようにしておくといいみたいですよ。

 

Q2.車が冠水してしまったら?

近年、ゲリラ豪雨が目立ちますよね? 何気なく線路のガード下を通行しようとしたら冠水路になっていて、自動車がストップしてしまったという事態も起こるかもしれません。

日本自動車連盟の公式ホームページによれば、床下がつかるような深さの水に入ると、車は一般的にストップしてしまうと言います。万が一、冠水路に突入して自動車がストップしてしまった場合は、

・エンジンを切る

・ドアを開け、足を水に踏み入れて水深と水の流れを探る

・足を踏み入れたら、進入してきた方向に向けて一歩一歩慎重に歩いていく

・ロードサービスに連絡をする

といった段取りを踏むといいそう。冠水路でマンホールのふたが外れている場合もあるそうですから、慎重に歩を進めたいですね。

また、水が引いた後に車に乗り込んで勝手にエンジンをかけると、破損したり、感電したりする恐れもあるのだとか・・・。専門家などの指示に従いたいです。

次は野生動物と衝突してしまったときの対処です!

Q3.野生生物と激突してしまったら?

数か月前、筆者の親族が山間の国道でシカと激突し、車を廃車にしたという事故がありました。筆者も過去に、突然目の前を横切ってきたトンビとぶつかってしまった経験があります。

動画投稿サイトなどを見ると、野生生物と激突したドライバーの車載カメラの映像が数多く公開されています。どの映像も急に動物が飛び出してきて、衝突を避けられなかったケースばかり・・・。

ドライブでは、山道に出かける機会も増えますよね。日本自動車連盟の情報によると、道路で野生生物の横断に関する警戒標識を見かけたら、夜間はライトを上向きにして、減速をするなど警戒をするといいそう。

万が一、進行方向に動物が現れても、よほどの大型動物出ない限り、回避しようと急ハンドルを切らず、ブレーキで対処すべきだとか。万が一、ブレーキが間に合わない不幸な事態になっても、まっすぐ衝突してしまった方がドライバーの安全は守られると言います。

仮に、衝突をしてしまったら、

・警察に通報(ドライバーや同乗者のケガの有無。ガードレールなどの破損状況、衝突した動物の状況を報告)

・動物が死亡していたら、警察の指示を聞いた上で、場合によっては素手で触れずに死体を路肩に移動させる

などが対処として考えられるみたいです。仮に自分が道路を運転していて、大型の動物が路上で死亡している場面などに出くわしたら、通話無料の「#9910」に連絡を入れると、回収に来てくれるみたいですね。

ちなみに動物と激突したときは単独事故扱いで、車の修繕費は任意保険の車両保険から出るそうですよ。

 

Q4.ゴルフボールくらいのひょうが降ってきたら?

ゲリラ豪雨だけでなく、積乱雲の発達とともにひょうが降ることも。ゴルフボール級の巨大なひょうが降るケースもあります。万が一、ドライブ中にひょうに出くわしたら、どうすればいいのでしょうか?

 

 

すぐに逃げ込める屋根付きの大型駐車場などがあれば、その建物の中に車で避難をします。

仮に逃げ込める場所もなく、降り方が激しくて運転も困難だというケースでは、周囲の車の状況を確認しながら、ゆっくりと減速をして、道路の左わきにハザードランプを点灯させながら停車するといいそうです。

駐車中に大型のひょうが降ってきた場合は、手元に毛布や布団があれば、自動車に覆い被せるようにして、車のダメージを最小限に食い止めるという方法も有効だと言います。

 

Q5.ガソリンスタンドで間違った燃料を入れてしまったら?

普段車に乗らない人が、セルフのガソリンスタンドで間違った燃料を入れてしまったら・・・。なかなか起こり得る状況とは言いがたいですが、どうすればいいのでしょうか? この場合の間違った燃料とは、例えばガソリン車に軽油を入れてしまったときなどを想定しています。

日本自動車連盟の情報によれば、間違った燃料を入れてしまっても、エンジンを始動する前に燃料を入れ替えれば問題はないのだとか。すぐにガソリンスタンドの店員にお願いをして、燃料を抜いてもらうといいのですね。

 

以上、自動車旅行で万が一起こってしまったら、意外に対処方法が分からないトラブルを厳選して紹介しましたが、いかがでしたか?

普段、自動車に乗り慣れない人がレンタカーでドライブに出かける際には特に注意したいですね。

 

[クルマ何でも質問箱 – 日本自動車連盟]

[All Photos by shutterstock.com]

 

 

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