4歳の娘をベビーカーに乗せると「大きな子は歩かせなさい！！」→ 見知らぬ女性に怒鳴られて──！？

子連れでの外出に便利なベビーカー。わが家の子どもたちもとてもお世話になりました。しかし、ベビーカーを使用していたことで思わぬトラブルに見舞われることも。今回は私の友人A子から聞いた、見知らぬ女性から注意を受けた話を紹介します。

2人の子どもを育てるA子

A子は4歳と1歳の子どもを育てる専業主婦。平日はワンオペのため、家事も育児もすべてA子がこなしています。天気のいい日は散歩したり公園に行ったりと、できるだけ外で遊ぶようにしていました。

上の子がベビーカーに乗りたがり……

ある日の午後、下の子をベビーカーに乗せて3人で散歩に出かけました。途中、いつものように公園で思いっきり遊んで大満足の子どもたち。遊び終わり自宅に向けて歩き出したとき、上の子が「疲れたからベビーカーに乗りたい」と言い出しました。そんなこともあろうかと抱っこひもを持参していたA子。下の子を抱っこひもで抱っこし、上の子をベビーカーに乗せることにしました。上の子もベビーカーに乗れてご満悦の様子。

見知らぬ女性から声をかけられて……

しばらく歩いていると、「あらまぁ〜大きな赤ちゃんだこと！」と見知らぬ中年女性から話しかけられました。「お姉ちゃん、疲れちゃったみたいで」とA子。子どもを連れて歩いていると話しかけられることは今までにもよくあり、「子ども好きな人なのかな」程度にしか思っていなかったのですが……。

いきなり注意されてしまった

女性は次の瞬間、上の子をまじまじと見ながら「大きなお姉ちゃんは歩かないとだめでしょう！ 早く降りなさい！」と荒々しく注意し始めたのです。「この人ちょっとおかしい」と察したA子は、すぐさま「ちょっと、やめてください！」と止めに入り、その場から離れました。上の子はとても怖かったようで表情が強張っていました。

4歳くらいならまだまだベビーカーに乗せることはなんら問題ないと思っていたA子。見ず知らずの人から注意を受けるなど思ってもいませんでした。こちらの状況も知らず勝手なことを言う女性に対して腹が立ったと同時に、もし上の子に手を挙げられていたらと思うと怖くもなったA子でした。

お兄ちゃんやお姉ちゃんがベビーカーに乗ることもあるでしょう。周りに迷惑をかけているわけでもありません。この中年女性も何か理由があったのかもしれませんが、あたたかい気持ちで親子を見守って欲しいものです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：ichika.K