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持ってると老け見えするかも… アラフォー世代が残念メイクになりやすい「ポーチの中身」

  • 2024.1.12

アラフォー世代は、肌の変化が大きくなりやすい年代であるだけに、少し前までは似合っていたコスメが急に似合わなくなることも。こまめにポーチの中身をアップデートすることが、美のキープにもつながりますよ。自身も40代である時短美容家の並木まきが、「アラフォーが老け見えするポーチの中身」についてお話します。

1:ツヤ感ゼロのスーパーマットなファンデーション

ツヤ肌一辺倒だった時代を経て、マットな質感のベースメイクにも人気が高まっていますよね。しかしアラフォー世代は、ツヤ感ゼロのスーパーマットな肌だと「くすみ」が目立つことも多いので、気をつけたほうがいいでしょう。

もちろんマットなファンデーションのすべてがダメなわけではありませんが、特に危ないのはカバー力が低くてツヤ感がゼロのものです。すっぴん肌に「くすみ」や「色ムラ」が出やすいアラフォー肌は、ツヤ感がないと沈んで見えやすく、カバー力までないとなると、肌が疲れているように見えがちに。

ツヤ感ゼロのスーパーマットなファンデーションは、アラフォーの普段使いには難しいコスメと受け止めたほうが無難かもしれません。普段のメイクでみずみずしい肌を演出したい人ほど、普段使いは避けたほうがよいでしょう。

2:肌色より暗いコンシーラー

アラフォー世代にとって、コンシーラーはデイリーメイクのマストアイテムに仲間入りしやすいですよね。けれど色選びを間違えてしまうと、狙ったような美肌効果が得にくくなるので要注意です。

一般的にコンシーラーは、肌色よりも明るすぎると色がなじみにくく、肌のトーンよりも少しだけ暗い色合いが目立ちにくいと考えられます。ですが、「やや」どころか「かなり暗い」色を選んでしまうと、せっかく目の下のクマやほうれい線をカバーしても、顔の印象が沈みやすいだけでなく、コンシーラー部分が悪目立ちすることも。コンシーラーを使っていると気づかれたくない! と暗めの色を選んでいるとしたら、むしろ逆効果になっているかもしれません。

少し明るすぎるように感じる色でも、上から重ねるファンデーションやパウダーで調整もできるので、「暗め」にこだわらずに色を選んだほうが美肌効果を得やすいですよ。

3:もちっと感のないリップクリーム

リップクリームはリップメイク前の下地としても活用できますよね。アラフォー世代の唇は、乾いているだけで縦じわが目立ちやすく、生活感のある雰囲気にもなりやすいため、うるおい感を与える唇ケアはマストです。

しかし下地として使うことを優先しすぎてしまい、もちっとした質感のないリップクリームを使ってはいませんか? アラフォー世代の口もとは、うるおいが欠けているように見えると、それだけで実年齢よりも上に見えたり疲れを感じさせたりする場合も少なくありません。

口紅の下地に使うならシャープな塗り心地のリップクリームが便利ではありますが、下地のせいで上から口紅を重ねても唇のツヤ感やうるおい感が少なく見えてしまうようなら、ぜひツヤのあるタイプに変えてみてください。

使いやすさを感じているコスメでも、アラフォー世代が使うと、思ったようなメイク効果を得にくいものもあります。きちんとメイクをしていても「なんだかちょっと違うかも?」と感じたなら、コスメポーチの中身を見直すタイミングかもしれません。今回の記事を参考に、ポーチの中身をチェックしてみてはいかがでしょうか。
©ponta1414/Adobe Stock ©Pixel-Shot/Adobe Stock

文/並木まき

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