どんな感情に見える？【心理テスト】答えでわかる「あなたの深層心理」

人間は他人の表情を察知して理解する能力に優れているといわれます。そこから読み取る情報が、よりよい人生を送るためにとてつもなく重要であることを、本能レベルで知っているのでしょう。今回は表情をどのように読み取るかによって、「あなたが心の底で罪悪感を抱いていること」がわかる心理テストをご紹介します。

Q．このイラストの女性は、あなたに何を求めていると思いますか？ 次から近いものを選んでください。

A：楽しい話し相手になること
B：傷ついた心を癒す言葉
C：おいしい食事
D：十分な休息

あなたはどれを選びましたか？ さっそく結果を見てみましょう。

この心理テストでわかるのは？

あなたの深層心理「心の底で罪悪感を抱いていること」

この心理テストは、あなたが対人関係において、相手に見抜かれているのではないかと心配し、罪の意識を感じている欠点を読み取ることができます。人は誰しも心に罪悪感を抱えていると言えますが、その罪を他人に指摘されるのはとてつもなく恐ろしいこと。読み取りにくい人の表情の中に見える幻影は、あなたが心の中で恥じている罪悪感の具現化なのです。他人に指摘されたら困ると思っている、あなたの罪悪感の正体を探っていきましょう。

A：楽しい話し相手になること……話術の不足

日常的なコミュニケーションに自信が持てず、話し相手を楽しませることができているかどうかに対する心配こそ、あなたが心の底で感じている罪悪感の正体と言えます。楽しいコンテンツが溢れる現代社会においては、日常的なわずかな会話の中にも笑いや楽しさを求められているような気がしてしまうもの。確かに面白い話ができるなら、それは強力な武器になるでしょう。

しかし、すべての会話に楽しさが必要なわけではありません。大切なのは必要なことが伝わるかどうかです。そして何より、潜在的に相手を楽しませなければならないと考える気持ちを持っているだけでも、あなたはサービス精神が旺盛で、楽しませる能力を持っている人だと言えるでしょう。あまり気にしすぎないことが大切です。

B：傷ついた心を癒す言葉……優しさの欠如

結果や効率を求められることが多くなっている現代社会。特に仕事においては、人間的な優しさや情を求めることがタブー視される場面もあるでしょう。この答えを選んだあなたは、人に冷たい態度を取ることが当たり前になっている自分に対して、罪悪感を抱いているようです。

確かに人間同士はもっと優しくするべきかもしれません。正しいことの追求よりも、優しいことの追求が人類を平和にするのは間違いないでしょう。そのために必要なことの第一歩は、相手が傷ついていることに気づく力と言えます。相手を傷つけることを潜在的に恐れているあなたは、その力を十分に持っているはずです。

C：おいしい食事……ゆとりの欠如

腹が減っては戦はできぬと昔から言いますが、忙しい現代人は食事の時間も惜しんで頑張ることも珍しくありません。この答えを選んだあなたは、おいしい食事をのんびりとるような時間的余裕がないことに対して、強い不安を抱えているのかもしれません。

栄養を補給して生き残るためではなく、友人と楽しく語り合うためにおいしいものを食べることは、人生を豊かにする重要な時間です。そんな時間をもっと持つべきであると自分を追い込む気持ちが、あなたの潜在意識の中にあるようです。ときには仕事もそこそこに、おいしいランチを楽しむ余裕を作りましょう。

D：十分な休息……人使いの荒さ

高度な文明社会を生きるには、一人の力だけではどうにもならないことがたくさんあるでしょう。それゆえに人々は互いに協力し合い、暮らしを支え合っています。特に仕事においては、人に何かを依頼することが日常的にあるはず。そんなとき、「他者に頼み過ぎてはいないか」「人使いが荒くなっていないか」という罪悪感を抱いてしまうのが、この答えを選んだあなたです。

人に何かを頼む際に気を遣うのは優しさの表れでもありますが、相手の仕事が望み通りにいかなくなっては、お互いに損をしてしまうはず。緊密なコミュニケーションが取れているなら、人使いの荒さを過剰に心配する必要はないでしょう。

五十六謀星もっちぃ
10代の頃から占い一筋に生きる職業占い師。 著書『占い大学公式テキスト 五十六謀星もっちぃの西洋占星術講義』(説話社)など

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文・五十六謀星もっちぃ