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ボコボコにされた女性に一体何が!?→ついにフランス警察が出動する事態に…【パリで暮らす私の日常(29)】

  • 2024.1.12

<ボコボコにされた女性に一体何が!?→ついにフランス警察が出動する事態に…>パリで暮らす私の日常[#29]

(前回の続き)深夜にパートナーのガブリエルが帰宅すると、マンションのエントランスにはうずくまる女性と立ち尽くす男性が…。

異様な空気を不気味に感じながらも奥へ進むと、試合後のボクサーのように顔がボコボコになった女性が「Help me!Police!」と叫んできたのです!

ガブリエルは女性の痛々しい顔に驚いて、これはただごとではないと思いました。
しかし、警察を呼ぼうにも運悪くスマホはバッテリー切れの状態。

それに、この状況をただ見つめる男性の存在が気になったため、男性から見えない位置まで進んだところで「(警察に)電話するから!」と女性にジェスチャーで示し、急いで部屋へ帰り警察に電話したのでした。

女性の顔はひどく腫れ上がり原形を留めていないほどひどい状態なのに、男性は介抱するでもなく見ているだけ。

女性はその男性に殴られたということなのでしょうか?
もしそうだとしたら、なぜいつまでもその場に留まっていたのでしょう?
男性と女性の関係は?…と、考えても考えても謎だらけです。

ガブリエルは、その見た目と女性の英語のアクセントからして男性も女性も東欧の出身だろうと話しました。
しかし、マンション内で東欧系の人を見かけたことはなく、ここの住人ではなさそうなのも不思議な話。

そんなことを話しながら警察の到着を待っていると、窓からマンションの前にパトカーや救急車がやってくるのが見えました。

さっき通報したばかりなのに警察がすぐ到着した事に少し驚きましたが、警察が来たならとりあえず安心だと思い、その日は眠りについたのです。

ようやく終わったと思った事件には翌日新たな展開が待っていたのですが、お話は次回に続きます!

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