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<奇妙な話>里帰りして無事出産 → ある晩、眠っていると枕元で"誰かの気配"がして──?

  • 2024.1.12

不思議な体験というと、怖い・恐ろしいものをイメージする方もいるかもしれません。しかし、中にはイメージとは逆のほっこりするような不思議な体験をした方もいるようで……。今回は私の友人A子から聞いた、里帰り出産中の実家で起きた話をご紹介します。

画像: ftnews.jp

里帰り出産を選んだA子

A子は普段実家から離れた都会に住んでいますが、初めての出産ということもあり里帰り出産を選びました。A子の両親は共に健康で、まだまだ元気。初孫の世話ができることがとてもうれしく、張り切っていました。

無事出産、しばらく自宅でお世話になることに

予定日より2日遅れて、無事元気な女の子を出産したA子。出産に合わせて休暇を取っていた夫も、感動の瞬間に立ち会うことができました。
予定通り、退院後は母子のみA子の実家でしばらくお世話になることに。子どものころ使っていた部屋は物置部屋になっていたため、A子は仏間の隣にある、今は亡き祖母の部屋で初めての子育てをスタートさせました。

ある晩、誰かの気配が……

夜泣きが続き、慣れない育児に心身ともに疲れていたA子。ある晩、「やっと眠ってくれた」と安堵し自分もしばらくの間眠りにつきました。すると、いきなり枕元にだれかが立っている感覚に襲われて……。

大切な人が会いに来てくれた!

不思議と怖いという感じはなく、あたたかいものに包まれている感じでした。横になりながら、暗闇の中目を凝らしていると、うっすらと大好きな祖母の存在が感じ取れたのです。祖母はなんとなくこちらを見つめて微笑んでいるようでした。

月命日だったことが判明

翌朝、母親に昨晩の不思議な体験のことを話すと、昨日は祖母の月命日だったことが判明。おばあちゃん子だったA子は、「きっとおばあちゃんが可愛いひ孫を見に来てくれたんだ!」と思い、とてもうれしくなりました。おばあちゃんから「頑張れ、A子」と応援されているように感じ、これからも育児を頑張ろうと思えたのでした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K

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