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「ねえ…触って?」夫におねだり。私たち夫婦のちょっぴり変わった「ある習慣」

  • 2024.1.12
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私たち夫婦には、「体がだるい」と感じた日におこなう習慣があります。その習慣によって、お互いの疲労を緩和しあっているのです。ある日、妙案を思いついた私は、夫に「おなかを触って」とお願いしてみました。すると……。

夫の「素手アイロン」で疲労を緩和

私たち夫婦は、2人とも肩こりや腰痛持ちです。そのため、体がだるいと感じた日は、「今日、マッサージをお願いしてもいい?」と声かけし、お互いをマッサージしあう習慣があります。

私は肩揉みや肩叩きなど定番のマッサージよりも、夫に「素手アイロン」をしてもらうのが好きです。素手アイロンとは、服の上から広げた両手を当てて、ただ温めてもらうだけの行為。マッサージのように揉み返しが起こる心配もなく、体温でじんわりと温めてもらえるのがとても気持ち良いので、夫の「素手アイロン」は私のお気に入りでした。

「ねえ、おなかを触ってみて?」

生理で体がいつも以上にだるい日、私はいつものように夫にお願いして、肩や腰に素手アイロンをしてもらっていました。そのとき、ふと思いついたのです。「素手アイロンをおなかにも効くかも?」 。

私は生理痛そのものは軽いほうですが、生理のときには全身が重だるくなり、おなかはやや張っている状態になります。そこで、「素手アイロンでおなかを温めてもらえれば、重だるさや張りがマシになるかも?」と、淡い期待を抱いたのです。早速試してみるべく、夫に「ねえ、素手アイロンをおなかに当ててくれない?」と頼んでみました。

素手アイロンをしてもらった結果…

私がお願いすると夫は「いいよ~」と快諾してくれたので、私はベッドにあお向けになり、夫に素手アイロンを当ててもらいました。感想としては、「これは結構いい!」です。メリットは2つ挙げられます。

1つ目は、私の予想通り、生理のだるさが軽減されたこと。夫の体温によっておなかが温められると、それだけで生理中の重だるさが軽減されます。おなかがポカポカして、とても心地よく感じました。

2つ目は、精神面にもプラスに働くことです! これは予想外のメリットでした。ベッドにあお向けに寝ている私と、ベッドに座っておなかに手を当てている夫。ちょうどお互いの目線が交わる体勢なので、「気持ち良い~、ありがとうね」「どういたしまして、僕もいつもマッサージしてもらってるのでお互い様だよ」と、お互いを労わる会話が自然と生まれ、2人とも明るい気持ちになれたのです。

夫の「素手アイロン」は、より一層、私のお気に入りとなりました。今後も生理でつらいときは、夫に素手アイロンをお願いするつもりです。夫におなかを触ってもらい、男性には体感できない生理のだるさを、手のひらを通じてほんの少しだけわかち合えた気もしています。

著者/ココロナナコ
監修/助産師 松田玲子
イラスト/かたくりこ

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ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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