家族の冷蔵庫なのに「俺のエリアに物を置くな！」と占拠する夫 → ブチ切れた妻が反撃開始！！

家族で使うために買ったものは、みんなで平等に使うのが当たり前です。
今回は、私の友人・M美から聞いた、新しい冷蔵庫を買った時の家庭内トラブルを紹介します。

冷蔵庫が自由に使えない？

私は、旦那と2歳の息子と3人で暮らすワーママです。

以前から使っていた冷蔵庫が壊れたので、数年前に奮発してちょっといい冷蔵庫に買い替えた時のお話です。

新しい冷蔵庫の値段は30万円で、旦那が20万円、私が10万円の配分で費用を出して購入しました。

大きくて性能の良い冷蔵庫にテンションがあがる我が家でしたが、いざ設置すると、旦那がとんでもないことを言い出したのです。

「俺が3分の2の費用を払ったんだから、この冷蔵庫の3分の2は俺のスペースとして使うから」
「はぁ？」

旦那は前からケチなところがありましたが、まさか冷蔵庫の配分のことまで言い出すとは……。

そして次の日から、冷蔵庫の半分以上のスペースが、旦那のお酒と冷凍食品で埋められてしまったのです。

何より許せなかったのは、当時0歳だった息子の離乳食を「旦那のスペース」に置いた時です。
旦那は激怒して「俺のエリアに関係ないものを置くな！」と言ってきたのです。

（私のものならともかく、息子の離乳食まで「関係ないもの」呼ばわりするなんて……父親として最低すぎる！）

私は反撃に出ることにしました。

その日から、私は冷蔵庫の3分の1しか使わない代わりに、旦那の食事を一切作らなくなりました。

最初こそ「外食や冷凍食品で全然平気」と強がっていた旦那ですが、1カ月後には、観念して「嫁のご飯が食べたい」と土下座して謝ってきました。

当然のことですが、今では家族全員が、冷蔵庫の好きな場所に好きなだけ自分のものを置いています。

その後、M美の旦那さんは、妻がご飯を作ってくれるありがたみがわかったようで、家族サービスをすることが増えたそうです。

みなさんは、パートナーや家族に自分の価値観を押し付けてしまっていませんか？
大切な人とは、いつでも感謝の気持ちを忘れずに尊重し合う仲でいたいですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：Hinano.N