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コロナ禍に出産間近の妻を置いて「俺、結婚式行ってくる」だと!? → 夫のせいで最悪の事態に──!

  • 2024.1.10

筆者の妹から妊娠中に体験した出来事を聞きました。感染症が流行するなかでの妊娠に不安を感じていた妹は、徹底的に感染対策をおこなっていたのですが……。

画像: ftnews.jp

コロナ禍の妊娠

私は去年結婚して、この度第一子となる子どもを授かりました。
初めての妊娠・出産でドキドキ。

食事や飲み物、体を冷やさないように意識した生活など、できることはすべておこなっています。
そんな私の初めての妊娠ですが、ちょうどこのころ世界的に新型コロナウイルスが蔓延。
妊婦や高齢者の感染はとくに危険だと耳にしていました。

万が一お腹の赤ちゃんに何か起きてはいけない……と、マスクや手洗いはもちろんのこと、なるべく仕事以外の外出は控え、感染対策を徹底しました。

妊娠中友人の結婚式に招待されたこともあったのですが、感染症対策のためお断りしたことも。

旦那が結婚式に参列

感染症にかかることなく、無事臨月を迎えました。

臨月のある日、旦那から友人の結婚式に参列すると報告を受けます。
もちろん旦那はこれまでの私の感染症対策や努力を知っています。

しかし、以前から約束していたのだから仕方がないと、旦那を結婚式に送り出しました。

その日旦那が帰宅したのは深夜で、2次会3次会にも参加したとあとから聞きました。

新型コロナウイルス感染

結婚式に行った数日後、旦那の体調に異変が! 高熱が出て病院で新型コロナウイルスに感染していると診断を受けました。

同じ家で生活していた私も、その翌日陽性反応が。
妊婦の感染はリスクが高いと、陽性反応の数時間後には保健所の方が迎えに来て、私は緊急で入院することになりました。

病院では先生から「帝王切開になって産後2週間は子どもに会えない可能性があること」や「最悪の事態もあり得る」と説明され、1人きりでとても不安に……。

臨月まで必死に感染対策をおこなってきたのに、と悔しい気持ちや、もしも子どもになにかあったらと思うと気が気でありませんでした。

結末

その後私は無事に退院して、元の予定通り産院で出産。
子どもは新型コロナウイルスに感染することもなく、健康体で産まれてきてくれました。

ただ、あの一件で旦那への信頼は失われ、この子は私が守っていかなければ……という思いが強く増しました。結婚式に参列すること自体はよかったのですが、もう少し気遣ってほしかったですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emi.A

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