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夫なんか「いない方がマシ」双子の過酷なワンオペ育児 → モラ夫から妻を救ってくれたのは──!?

  • 2024.1.10

子どもが小さい頃の育児は、とにかく目の回るような忙しさです。1人でも大変なのに、双子なら2倍以上の労力を要するのではないでしょうか。これは筆者の友人・H美から聞いた双子を出産した後にわかった『ダメ夫』とのお話です。

画像: 夫なんか「いない方がマシ」双子の過酷なワンオペ育児 → モラ夫から妻を救ってくれたのは──!?

結婚後の夫の変化

私は知人の紹介で、夫と知り合いました。夫は誰もが知っている有名商社に勤めるエリート商社マン。とんとん拍子で結婚が決まったときには、友人や職場の同僚たちに「玉の輿じゃん!」「羨ましい!」と言われたほどです。

結婚してすぐの頃は良かったのですが、双子を妊娠したことがわかった頃から夫の様子が少しずつ変わり始めました。出産後、双子の育児はとても大変だったのですが、夫は家事・育児を何も手伝わず、私に対する態度もどんどんおかしくなっていったのです。

モラハラ夫降臨!

夫は暴言だけではなく、気に入らないことがあると暴力を振るうようになりました。この頃の私は育児の疲れとストレスで限界状態。実家の母が助けに来てくれていたのですが、母がいても関係なく、夫は自分の思い通りに生活していたのです。

そんな私の様子を見て、スナックを経営している母は、ある日急に「思い出した!」と言いました。
何かと思って話を聞くと、母のお店の常連さんで弁護士の人がいるというのです。「このままじゃあなたがおかしくなる。私がその人に相談してみるから!」と言って元気づけてくれました。

証拠集め

母が相談した弁護士さんからは、暴力や暴言を受けているという証拠を集めろと言われました。私は夫に殴られたときには病院へ行き診断書をもらう、機嫌が悪く暴言を言うなと思ったときにはボイスレコーダーへの録音をするというような証拠集めを始めたのです。

子ども達のこともあり、私は夫との離婚を真剣に考えていました。将来有利に離婚するためなら……と母も協力してくれて、少しずつ証拠が集まっていきました。

弁護士+母

証拠が十分集まったと判断した弁護士さんは、母と一緒に夫が休みの日に我が家へやって来ました。急な訪問に驚いた夫……モラハラや暴力の証拠を突き付けられ、夫はぐうの音もでません。

私が離婚したいと言うと、「離婚だけはしない!」と言い出しましたが、今までの様子を知っている母が「あなたが離婚したいとかしたくないとかの話じゃないのよ。このままじゃ娘や孫が安全に暮らせる保障がないから言ってるの!」と強く言ってくれたのです。

親権は私が持つこと、今後子ども達には一切会わせないこと、養育費と慰謝料はこちらの言い値で支払うことを了承させて、無事に離婚が成立しました。

離婚したくなかったワケ

夫の会社は昔の古い体質が色濃く残る職場だったようで、離婚したことが大きなマイナスになったと聞きました。そればかりか夫のモラハラが離婚原因だったこともわかって、社内での信用も失墜。花形部署から異動させられ、女性社員は誰も寄り付かなくなったそうです。

夫が離婚したくなかったワケは、きっと会社での体裁が悪くなることを恐れていただけなのでしょう。
今となっては関係のないことです……自業自得として、反省して欲しいと思っています。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K

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