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ついに友人に教科書をなくして困っていると打ち明けた|ぼくの教科書がありません

  • 2024.1.9

友人のゴウくんは、イチくんは授業中ニコちゃんと一緒にすごすためにわざと教科書を忘れていると思い込んでいました。友人たちからの思わぬ誤解に、イチくんは教科書をなくしたことを打ち明けます。愛すべき宇宙人(@aisubekiutyu_jin)さんによる小学生の学校トラブルを描いたエッセー作品『ぼくの教科書がありません』第15話をごらんください。

教科書を3冊もなくし、毎日ハラハラしながら学校生活を送っていたイチくん。何も知らない友人たちは、彼がわざと教科書を忘れていると思っていたようです。

友人から身に覚えのない疑いをかけられたイチくん。しかし、彼らのおかげでやっと教科書をなくして困っていると口にできました。

教科書を失って得たものとは?

主人公・イチくんは、学校の机に入れていた教科書が次々となくなることに困っていました。母親に心配をかけまいと黙っていたのですが…。絵の具セットと習字道具までなくなったことが決定打となり、担任や母親に打ち明けることに。その後、クラス全員で学校中を探しましたが、見つけることはできませんでした。

母親が新品を用意し、クラスメートもこのできごとを忘れかけていたころ、大掃除の日、上級生の女の子が「空き教室で見つけた」とイチくんがなくしたものを全て届けにやってきました。その子は同級生・シズちゃんのお姉ちゃん。シズちゃんとはかつて、バレンタインにちょっとしたいざこざを起こしてしまっていました。

イチくんは自身の行動からトラブルが起きてしまったのではないかと反省します。一方、このトラブルを通じて友人や母の気遣いにも気づくことができました。『ぼくの教科書がありません』は小学生の素直な思いを感じられるエッセー作品です。

著者:kotti_0901

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