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素朴な美味しさ"ヤンソンの誘惑"

  • 2024.1.8
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じゃがいもと玉ねぎを使った、スウェーデンで親しまれているグラタン料理の一つ。みんな大好きなほっこりとしたグラタンです。ベシャメルソースを仕込む手間なく手軽につくれるのもうれしい一品。料理研究家の荻野恭子さんから、日々役立つ調味料を習いました。

素朴な美味しさ"ヤンソンの誘惑"

■“ヤンソンの誘惑”のつくり方

アンチョビは、生クリームやバターなどの乳製品とも相性よし。じゃがいもや玉ねぎの素朴な味を引き立ててくれます。
寒い晩につくりたくなる一品。


◇材料 (2人分)

じゃがいも:2個
玉ねぎ:1/2個
A :
・ アンチョビ:5~10枚(*)
・ 生クリーム:200ml
・ 砂糖:小さじ1/2
・ クローブ:7粒(パウダーなら少々)
・ 胡椒:少々
・ ローリエ:1枚
パン粉:大さじ1
バター:大さじ1


*アンチョビの量はいわしの大きさと塩気により加減する。

(1)下ごしらえ
じゃがいもは皮付きのまま太さ7mm程度の細切りに、玉ねぎは薄切りにする。Aのアンチョビは粗く刻み、Aの残りの材料と合わせる。

(2)オーブンで焼く
耐熱容器にじゃがいもと玉ねぎを混ぜ入れ、Aを回しかける。パン粉とバターを散らし、200℃に予熱したオーブンでじゃがいもに火が通るまで20分ほど焼く。

オーブンで焼く
オーブンで焼く
オーブンで焼く
オーブンで焼く
完成
完成

――教える人

「料理研究家 荻野恭子」

料理研究家。世界中を旅しながら現地の家庭やレストランで料理を習い、食文化を研究するのがライフワーク。これまでに訪れた国は65カ国以上。特に“塩”は長年追いかけ続けているテーマの一つで、近著に『塩ひとつまみ それだけでおいしく』(女子栄養大学出版部)がある。ほかに『手づくり調味料のある暮らし』(暮しの手帖社)など著書多数。自宅で料理教室「サロン・ド・キュイジーヌ」を主宰。


※この記事の内容は、『四季dancyu 2022冬』に掲載したものです。

文:鹿野真砂美 撮影:伊藤徹也

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