1. トップ
  2. エンタメ
  3. 次回作は“19禁”時代劇!女優として活躍する年女、KARA・スンヨン「ベテランになりたい」【インタビュー】

次回作は“19禁”時代劇!女優として活躍する年女、KARA・スンヨン「ベテランになりたい」【インタビュー】

  • 2024.1.8
  • 5755 views

KARAのメンバーとして演技活動を並行しているハン・スンヨンは、代表的な辰年のスターだ。

今年で3回目の龍の年を迎えることになった。甲辰年の青い龍の年を迎え、ハン・スンヨンにも強力な気運が押し寄せている。

2007年にデビューしたKARAは、2022年にデビュー15周年を迎えて完全体活動でファンに思い出を与えた。その年の11月にアルバムをリリースして5カ月以上も多方面で活動し、昨年の第32回ソウル歌謡大賞の授賞式ではK-POP特別賞を受賞した。

相変わらず明るく肯定的なエネルギーを見せてくれたKARAに、多くのファンが喜んだ。

演技者として活発に活動
ハン・スンヨン
(写真提供=YGエンターテインメント)ハン・スンヨン

ハン・スンヨン個人の演技活動も続いた。

映画『隙間のない関係』(原題)が公開され、JTBCのバラエティ番組『笑う社長』(原題)でも大活躍した。最近はTVINGの時代劇ドラマ『春画恋愛談』(原題)の撮影真っ最中だ。龍の気運が吹き荒れるように、ハン・スンヨンの新年も忙しいものと予想される。

ハン・スンヨンは「周期的に帰ってくる龍の年だが、2012年はしばらく忙しかった時期なので特別な記憶がなかったようだ」とし、「それで青い龍を象徴する今年が特にうれしい感じだ。自由に世の中を駆け回る龍のように、2024年には多くの方々にとって活気に満ちた一年になってほしい」と話した。

昨年公開された映画『隙間のない関係』では、ハン・スンヨンの磨き上げられた演技が確認できる。劇中、ハン・スンヨンが演じた人物は、会社のパワハラでトラウマを経験した“ラニ”だ。防音がまったくできない家に居住し、各種奇抜な騒音をわざと誘発し、隣の居住者を追い出す人物だ。

『隙間のない関係』
(写真提供=映画のような兄弟)『隙間のない関係』

しかし、これ以上行き来する場所がなく、執拗な性格の“スンジン”(演者イ・ジフン)と妙な関係に変化した。

作品の中で創意的にキャラクターを開発するラニは、やや敏感な性格だ。家族の連絡にも気乗りしない感じで接した。他人に対する警戒心も強い。その一方で、スンジンと近づく部分では真心を表わし、時にはかわいい魅力も表現した。ハン・スンヨンがラニの難しい感情ラインを正確に表現したという評価が多かった。

「ラニは私と似たような面が多いキャラクターだった。監督も“違う演技をしてほしい”と言ったことがないほど、自分に接している面が広い人物だった。それでトーン&マナーを掴むのは難しくなかった。ただ壁を見て演技するのが難しかった。私は人物を分析するとき、外面から内面に入るほう。演出者が望む姿のキャラクターを綿密に見ていると、道が見えてくる」

新作はドラマ『春画恋愛談』。今年、TVINGで公開される予定だ。“19禁時代劇”という点で関心が高い。ハン・スンヨンは情熱的、主導的に愛に臨む“ジウォン”を演じる。

ハン・スンヨン
(写真提供=YGエンターテインメント)ハン・スンヨン

「私が今まで引き受けたキャラクターのなかで、一番賢いながらも愛に本気なキャラクター。これまで演じたキャラクターもはっきりしていたが、愛の悩みが多かった。ジウォンは情熱的だ。ジウォンが持つ多様な面を立体的かつ一貫性があり、説得力を持って描き出すことに重点を置いている」

『春画恋愛談』にはハン・スンヨンの他にもコ・アラ、チャン・ユル、カン・チャニ、ソン・ウヒョン、イム・ファヨンなど、似たような年代の俳優たちが多数出演する。現場でよく会うため、仲が良くなるしかない。

「全体リーディングの後、みんなでチキン屋さんに行ったが、皆が体重管理中だった。ゼロ飲料を頼んで、から揚げと脂肪を分けて赤身だけを食べた。新概念の“献立管理”会食だった。むしろ作品のために心をひとつにする雰囲気だったので、リラックスして印象的だった。俳優たちがたくさん集まるので、いつも話の種が多くて、雰囲気が和気あいあいとしている」

「私もベテランになれたら」

2016年6月に放送されたドラマ『恋のドキドキ・シェアハウス~青春時代~』で演技者デビューしてから、すでに8年目の女優となった。大小の作品でたくましく賢いキャラクターを演じてきた。

ハン・スンヨン
(写真提供=YGエンターテインメント)ハン・スンヨン

やや挑発的で強い感じを武器に、依然としてさわやかで明るい顔も見せてくれる。

「演技は本当に難しい領域。依然として演技の意味を尋ねる質問は難しく、慎重に感じられる。演技するということに自信を持って答えられる日ができるだけ早く来ることを願っている。そのために演技者として常に真剣に取り組み、最善を尽くして努力している」

歌手はもちろん、演技者としても十分に認められる成果を出したが、ハン・スンヨンはまだ慎重だ。自分がさらに集中するところに対する悩みを止めない。不安を乗り越えようとする深みのある悩みが年輪に変わるようだ。

「デビューして多くの時間が経ったが、まだ“自分がいるべきところはどこか”について悩んでいる。不安定性に対する混乱もたくさん残っている。甲辰年の青い龍の年には、もう少し安定して、平安な気持ちで時間を過ごすベテランになりたい。私だけでなく、悩みのある方が多いと思う。龍は自由に世界中を飛び回る。私たちも龍のように元気いっぱいで、心に余裕のある素敵な一年になることを願っている」

◇スンヨン プロフィール

1988年7月24日生まれ。2007年にKARAのメンバーとしてデビューし、グループ内ではリードボーカルを務めた。デビュー当時はまったく売れず、さらにメンバーの脱退と崩壊の危機にあったKARAを存続させるために、どんな番組にも多く出演。グループの名前を売ろうと、バラエティ番組で全身泥まみれになる場面もあったという。そのためファンの間では「努力の人」や「苦労人」として知られている。

元記事で読む
の記事をもっとみる