電車で【女なら専用車両に行けよ！】と怒鳴られショック！→ 思わず泣きそうになっていると──！？

混み合う電車は、誰だって嫌なものですよね。
今回は筆者の友人A子さんから聞いた、電車でのトラブル話をご紹介します。

普通車両は激混み！乗ったことを後悔

A子さんが、仕事終わりに電車に乗った時の事です。
普段から女性専用車両を利用していたのですが、この日は時間がギリギリでそれどころではありませんでした。
閉まるドアに注意しながら駆け込んだのは、隣の普通車両だったのです。

いつもこの時間帯は女性専用車両でも混み合っているのですが、普通車両はさらに混み合っていました。
両隣の人と肩が密着している状態で、カバンを動かすこともできません。

（こんなことなら、女性専用車両のほうがマシだったなぁ）

そんな風に後悔しながら、明日からは女性専用車両に乗ろうと決意していました。すると……

電車が大きく揺れた瞬間に、足を踏まれてしまったのです。
混み合う車内なので仕方ないと思っていたのですが、なんとその後何度も踏まれたのです。

明らかにわざと踏んできている様子に、流石に頭にきたA子さん。
どんな人かと見上げると、目の前で見知らぬ男性がこちらを睨んでいました。

「女なんだったら専用行けよ！邪魔だな！！」

男性は突然キレてきて、至近距離で怒鳴りつけてきたのです。
怖くて何も言い返せないA子さんに対し、男性はブツブツと文句を言い続けていました。

離れたくても身動きが取れない状況で、思わず泣きそうになっていると……！

どこからともなく腕が伸びてきて、A子さんの腕を掴みました。

「この席座って！」

突然席を譲ってくれた男性は、同い年くらいのサラリーマン。
A子さんが怒鳴られているのを見て、咄嗟に助けてくれたのです。
お礼を言って座ると、

「別にどこ乗ってもいいのにね。」

と、前に立ったままイタズラ顔でコッソリ言ってくれたのです。

座ってサラリーマンをよく見ると、かなりのイケメン！
先程までの恐怖のドキドキは、いつの間にか別のドキドキにかわっていたように思います。

途中まで最悪な出来事でしたが、イケメン救世主に思わず恋に落ちそうになってしまった出来事でした。

こんなの、今後も会いたくて普通車両に乗ってしまいそうです。助けてもらえてよかったですね！

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：Yukky111