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義眼をつける子を抱く母「やっと退院なんです」言葉に愛があふれていた

  • 2024.1.8
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アイパッチをした赤ちゃんを抱く母親と出会い、眼球摘出手術を受けたことを聞かされた河野りぬ@子育て&鬱経験エッセイ(@rinu.illustjob)さんは、赤ちゃんが網膜芽細胞腫であることを悟ります。そして、河野りぬ@子育て&鬱経験エッセイさんが母親にかけた言葉とは…。息子に目の障害が見つかった話』第29話をごらんください。

「無事に手術が終わって、なによりでしたね」と絞りだすように言葉を掛けた、河野りぬ@子育て&鬱経験エッセイ(@rinu.illustjob)さん。なんとか励まそうと考えたのかもしれませんが、逆に相手の母親からも、温かい励ましの言葉を受け取ることに。

赤ちゃんを優しく抱きしめながらほほ笑む母親の姿に、心を打たれるエピソードでした。

著者コメント「体験談が困っている親子の役に立てば」

『息子に目の障害が見つかった話』の著者である河野りぬさんは、この漫画にこめた思いについて以下のようにコメントしています。

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「当時、息子に降りかかった病について必死に情報を集めました。しかし、ほとんど情報らしい情報がなく、保護者同士の情報交換の場もどこにもありませんでした。

その時の不安な気持ち、よりどころの無さ、社会から切り離されたような孤立感は、いまだによく覚えています。

私たちの経験が、これから同じような病で困っている親子の参考になればと思い漫画にしました。」

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この漫画は子どもの目に関する病気について紹介したものです。子どもの体について心配なことがある場合は医療機関を受診し、医師に相談をしてください。

子どもの異常は早めに受診を

この漫画は河野りぬさんの息子が「先天白内障」と診断され、治療を受けるまでの経過を描いたエッセー作品です。

まだ生後1か月だった息子に授乳中、目の異常に気付いた河野りぬさん。直前の健診でも問題は見つかっていませんでしたが、自ら情報を収集し、すぐに受診すべきだと知ることができました。子どもの異常に最初に気づけるのは、すぐそばにいる親であることが多いでしょう。親の判断で受診に結び付けられれば、適切な治療につながります。

河野りぬさんも振り返っているように、どんなに少ない確率の病気でも、その数%にあたってしまうことはあります。受診しなかった後悔はしたくないものですよね。受診の結果、特に心配なかったなら安心を得られると考えて、早めに病院で診てもらうよう心がけましょう。

著者:ママリ編集部

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