クリスマスツリーにお正月飾り……出しっぱなしになっていませんか?
おうちの中を彩ってくれる季節の飾りモノですが、出すのが面倒で出番を逃してしまったり、逆に片づけそびれて年中イベント状態になったりすることもよくありますよね。
今回は、帯広在住の整理収納アドバイザーである筆者が、地味にかさばる季節グッズの収納アイデアをご紹介します。
サイズが大きくかさばりがちな「クリスマスツリー」の収納
大きく開いた葉がかさばるクリスマスツリーは、いかにコンパクトに収められるかがポイントです。
使用しているのは、結束用のポリエチレンラップ。ぐるぐる巻きつけると、あっという間にスリムボディに!
コンパクトになるだけでなく、収納ボックス内での葉落ちを防ぐ役割もあります。ツリーを出すときは、ハサミでテープを切るだけというお手軽さもズボラさんにとってうれしいポイントです。
バラバラになりやすい「オーナメント」の収納
数の多いオーナメントや小物類は、バラバラになりやすく片づけにくいですよね。こういった片づけが面倒なモノほど、ざっくりとした収納が向いています。
筆者宅では、透明のジッパーバッグを使ってオーナメントやクリスマス関係の小物を収納しています。中身が見えるので、「アレどこいった?」がなくなり、翌年の飾り付けもラクになりますよ。
飾りが取れやすい「クリスマスリース」の収納
クリスマス仕様のリースは、松ぼっくりや木の実などの装飾が施されているモノも多く、袋に入れて収納すると摩擦で飾りが取れてしまうことも。
繊細なリースは、仕舞い込まない収納がオススメ。収納スペースの死角となる壁面に ピンフック を刺して掛ける収納にしたり、 ファイルボックス に入れ、立てて収納したりするのもGOOD!
再利用する方もいる「お正月飾り」の収納
門松やしめ縄など縁起のよいお正月飾り。これらは本来、使い回しNGとされています。しかし、資源の有効活用という点から再利用している方も多く、個人の判断に委ねられているところが大きいようです。
年末は、クリスマスグッズの片づけにお正月飾りの準備と、すべきことが重なって腰が重くなりがちです。お正月飾りを翌年も使い回す場合、グッズを一箇所にまとめておくと出す手間が省けますよ。
ちなみに、筆者宅ではしめ縄を毎年新調。ほかに、お正月気分を盛り上げるインテリアとして、お正月カラーのポスターやアートを取り入れ、毎年恒例のインテリアとしてたのしんでいます。
まとめ
年に数回しか飾らないモノは、気合いを入れなくても簡単に出し入れできる収納方法を採用することが大事です。自分にとってラクな収納方法を見つけて、季節のうつろいをたのしんでみてはいかがでしょうか。
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文:はせがわあかね(整理収納アドバイザー)
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【ライター:はせがわあかね PROFILE】
美幌町出身、帯広市在住のインテリア好きな整理収納アドバイザーで現役作業療法士。子ども2人と夫、わんこ2匹と暮らす。シンプルな生き方に憧れて資格を取得し「片づけクリエイター」として暮らしに役立つ情報を発信しながら、イラストやモノ作りなどクリエイティブな活動を行っている。
【画像】筆者自宅、elise、kasayon、sarakazu、Limesoda / PIXTA(ピクスタ)