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人気スタイリストに聞いた「本当に使えるニット」を選ぶ基準

  • 2024.1.7


ともすると野暮ったくなりがちなニットどうしのコーディネート。その反面「ニットを合わせてしっくりくるニット」こそが、どんな服にも合わせやすくバランスもとりやすい。そんな見地から選ばれたニットを、人気スタイリスト・樋口かほりさんによるスタイリングと解説をもとにご紹介。


本当に使えるニット=「ニットに合うニット」


主軸のニットをもっと活用するために。人気スタイリストの樋口かほりさんによるスタイリングと解説をもとに、ニットどうしの組み合わせで「上手くいくパターン」をご紹介。


【樋口かほりさん】
大人に似合うカジュアルをモットーに、リアリティのあるアイテム選びの提案と肩の力を抜いて着られる、シンプルカジュアルなスタイリングは毎号多くの反響が。



上下のニットの素材感を変える

「ケーブル編みニットとプリーツニットで立体感を。ひかえめな色合いだからこそ、素材でリズムをつけて。モノによって白だと甘く、黒だとやや強い。そういう意味でも穏やかなベージュはグラデーションやワントーンもしやすく、ニットでとり入れるのがベストな色。レザーブーツで真逆の質感を投入すれば、奥行きも生まれ、淡い色彩をやさしく締める作用も」(スタイリスト・樋口かほりさん)



シルエットに強弱をつける

「応用の利く黒リブタートルとビッグニットのコンビ。1枚のニットのように一体化するコンパクトなタートルとゆるニット。中と外のシルエットにコントラストを効かせることで、レイヤードしても華奢見せがかなう」(樋口さん)



穏和な素材で力を抜けばドラマチックな赤に親近感

「印象的な色こそニットの出番。やわらかな質感が強さを吸収し、ほどよくカジュアルダウン。鮮やかな色もニットで、あえて1色でワンピースのようにまとめれば親しみやすく着こなせる。小物は黒だとちょっと強いので、まろみの出るブラウン系を」(樋口さん)



ニットの着こなしが上手くなる
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