この漫画は、愛すべき宇宙人(@aisubekiutyu_jin)さんによる小学生の学校トラブルを描いたエッセー作品です。学校の机に入れていたはずの教科書を、立て続けに3冊もなくしてしまったイチくん。彼は自分のだらしない性格のせいだと思い込み、誰にも相談できずに悩んでいます。そんななか、忘れ物が多いイチくんを心配したニコちゃんが彼の手に日課表を書いてくれるようになるのですが…。『ぼくの教科書がありません』第13話をごらんください。
イチくんの隣席であるニコちゃんは、彼が忘れ物をしないように手のひらに日課表を書いてくれるようになりました。これが、クラスメートから見ると二人がイチャついているように見えたようです。
嫉妬されたイチくんは、ついに友人たちに呼び出されてしまいました。
教科書を失って得たものとは?
主人公・イチくんは、学校の机に入れていた教科書が次々となくなることに困っていました。母親に心配をかけまいと黙っていたのですが…。絵の具セットと習字道具までなくなったことが決定打となり、担任や母親に打ち明けることに。その後、クラス全員で学校中を探しましたが、見つけることはできませんでした。
母親が新品を用意し、クラスメートもこのできごとを忘れかけていたころ、大掃除の日、上級生の女の子が「空き教室で見つけた」とイチくんがなくしたものを全て届けにやってきました。その子は同級生・シズちゃんのお姉ちゃん。シズちゃんとはかつて、バレンタインにちょっとしたいざこざを起こしてしまっていました。
イチくんは自身の行動からトラブルが起きてしまったのではないかと反省します。一方、このトラブルを通じて友人や母の気遣いにも気づくことができました。『ぼくの教科書がありません』は小学生の素直な思いを感じられるエッセー作品です。
著者:kotti_0901