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「息子は亡くなったの…」と義母→「では夫の代わりに1千万はお義母さんが…」と伝えた結果!?

  • 2024.1.8

夫と共働きの私。近頃、連日サービス残業だと言って帰りの遅い夫。違和感を覚えた私がこっそり調べると、夫は同僚の奥さんと不倫をしていたのです……。覚悟を決めて、私は夫と不倫相手のいるホテルへ向かったのですが――?

今日は決戦の日――。

「今日は帰れないわ」とメッセージを送ってきた夫に、「なんで帰ってこれないの?」と返した私。

不倫現場に突撃

「仕事に決まってるだろ!」「最近やけに疑ってくるよな」と言うので、「この間、あなたの同僚たちが飲んでるのを見かけたの」「同じ部署なのに、なんであなただけが残業あるの?」と聞くと、「同僚たちが酒飲んでただけで、なんで俺がとがめられないといけないわけ?」と逆ギレ。

「今日、会社から出たのは19時前だったね」「定時が18時30分だから、残業はなかったんでしょ?」「19時15分に不倫相手と合流して、2人でコンビニでお酒とかおつまみ買ってたよね」「それで今日は少しリッチなホテルに入っていったから、夕飯はこのホテルで食べるんでしょ?」

夫は「な、何を言ってるんだよ……」と慌てている様子。

「私ね、ここ1週間あんたの行動をずっと監視してたの」「まさか、同僚の奥さんに手を出してるなんて……」「びっくりを通り越して呆れてるよ」

「待ってくれ……」と言う夫のメッセージを無視して、私はどんどんメッセージを連投していきます。

「いろいろ話し合いたいことがあるし、ちょうど2人そろってるみたいだから私も部屋に入れてくれない?」「私も同じホテルに部屋を取ってるから」「私に変なことをしようとしても、すぐにバレるからね」「私があんたたちの不倫現場に乗り込むことは両親と友人に話してるし、友人は私の取った部屋で待ってくれてるから」

そして、私は目の前のドアのチャイムを鳴らしました。

「1504号室の前で私はずっと待ってるからね」

逃げた夫の行方

数日後――。

あの1件からまったく家に帰ってこなくなった夫。しびれを切らした私は、義母に電話することに。

「夫が数日帰ってこないんです」

「息子は亡くなったの…」

「では夫の代わりに1千万円お義母さんが支払ってください」

「息子は生きてます!」

見事なまでの手のひら返しを決めた義母。私は思わず笑いそうになってしまいました。

「でも、息子は本当に憔悴してるのよ」「不倫相手の旦那さんに暴露するって脅したんでしょう?」「同僚の奥さんと関係を持ったことがばれたら、会社で今まで通り働けなくなるじゃない」

いや、知らんがな。……と言いたいところではありますが、悪いのは夫と不倫相手。それに、私が一番傷ついているのです。精神的にも、物理的にも。

不倫現場に突撃した私を見て、大暴れした夫。命にかかわるほどではありませんが、私は夫のせいで怪我を負ってしまったのです。私が痛みでうずくまったのを見て、夫は逃亡。不倫相手も夫の豹変ぶりに呆然としていました。

不倫と怪我、両方の慰謝料を合わせて1千万。耳をそろえて支払ってもらうまでは、私の腹の虫はおさまりそうにありません。

「夫は私に怪我をさせた犯人なんです」「今すぐ夫に離婚の話し合いをさせないなら、お義母さんに責任を取ってもらいますよ」「夫をかくまっている限り、お義母さんも共犯ですからね」と言うと、義母はしぶしぶ夫の説得に応じてくれたのでした。

不倫の代償

数時間後――。

ようやく夫から連絡が来ました。とりあえずの謝罪と「離婚したくない!」というどこかで見たテンプレのようなメッセージが。

「もう不倫なんてしない」「つい魔が差しただけなんだ」と繰り返す夫。どうせ、慰謝料を払いたくないだけなのでしょう。

「不倫の証拠を奪うために私に怪我を負わせたくせに」「あと、ホテルからも賠償金の請求が来てるから」と返すと、「え……」と夫は驚いた様子。

「同僚さんには私からは言わないよ」と送ると、「仕事だけはやめたくないからよかった」「やっぱりお前は最高の嫁だ」と夫は安堵したようです。

「だって、もう同僚さんはすべて知ってるもの」「わざわざ言う必要がないの」と続けて送ると、夫からはしばらく返信がありませんでした。

罪の意識に耐えかねた夫の不倫相手は、夫の同僚である旦那さんにすべてを告白したそう。夫の同僚は自分の妻と、それから私の夫に慰謝料を請求するようです。

「もう絶対に不倫なんてしないから!」「助けてください」「許してください」と、何度も送ってっくる夫。しかし、もうやり直すなんて選択肢はありません。妻に怪我を負わせて、逃げ出すような男なんて私の人生には必要ないのですから。

その後――。

私と夫は離婚。元夫は慰謝料を私の言い値で支払ってくれました。不倫相手からも慰謝料をもらったので、私は単身用のマンションを購入し、引越ししました。

あれだけのことをされたというのに、しばらくは1人暮らしに寂しさを感じていた私。しかし、裏切られるよりはずっとマシです。今後は、新たな私の幸せをつかむために、前を向いていろいろなことにチャレンジしていきたいと思っています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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