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「母親はこうあるべき」育児論を押し付けてくる両親にブチギレ!→穏便に解決できたワケ

  • 2024.1.7

他県で暮らす両親の元へ4歳の娘を連れて帰省したとき、遊びに夢中でお茶が入ったコップを倒してしまった娘を注意しました。すると、娘のことが大好きな両親は私の行動を批判! 父は自身の育児論も語り始めました。持論を押し付けられた腹立たしさから私が反論すると、ついに15年ぶりの激しい口論に……。

育児方針に両親がしつこく口出し。怒りが爆発した私は…

4歳の娘と、実父母の家で過ごすため帰省した日のこと。リビングでは、父と娘がボールを使って遊んでいました。すると娘の投げたボールがコップにあたり、入っていたお茶がこぼれてしまったのです。「こんなことしたら、せっかく用意してもらったお茶も飲めないし、お部屋も汚れちゃうでしょ」と娘に注意すると、「うん……」と言いながらも大号泣。とはいえ、ここは最後まで注意しないといけないと思い「もうしたらだめだよ、わかった?」と伝えると、「ごめんなさい」と謝ってくれたので、私は娘への注意を終えました。しかし、すかさず父が私に向かって「怒ったあとは、ママがギュッてしてあげないとダメだろ!」と、持論を展開し始めたのです。「いつも注意したあとには距離を置いて、お互い気持ちが落ち着いてからちゃんと向き合っているんだよ」と伝えるも、今度は母から「このまま終わったらかわいそうよ!」と責め立てられました。

自分たちの育児論を押し付けるような両親の言葉に「いい加減にしてよ!」と怒りを爆発させても、納得がいかない様子の両親から「親に向かってその口の利き方はなんだ!」「あんたそれで本当に親として大丈夫なの?」とまくしたてられます。しかし、それを聞いていた娘の悲しそうな姿に冷静さを取り戻した私は「これ以上、考え方の違いを言い争っても意味ないよ」と伝えると、両親も冷静になったのか「そうだな……」「あなたたちには、あなたたちの関係性があるものね」と、やっと納得してくれました。

このように激しい言い合いになったのは、15年ぶりです。もし将来自分に孫ができたら、この日の両親の気持ちがわかるようになるのかもしれません。しかし、そんなときこそ育児論は人それぞれであることを忘れずに、娘の気持ちを尊重できるように心がけたいと感じた出来事でした。

作画/yacco


著者:斎藤アキ

ベビーカレンダー編集部

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