ご近所さんから【娘の入学祝い金】をいただくも → ご祝儀袋の中身に絶句──！？

これは私の娘が小学校に入学するときの体験談です。
私の家の近所では、子どもの入学など節目にはお祝いを贈りあう習わしがあります。
入学の時期は、制服や新生活準備など何かと物入りなので、お祝い金は本当にありがたいのですが……。

入学祝いはありがたい

これは、私の娘が小学校に入学するときのご近所さんとの出来事です。

田舎の私の近所では、入学や結婚など節目の時には近所同士でもお祝い金を贈りあう習わしが残っています。

小学校といえども、制服や体操服、文房具と新しく揃えなけれなばらない学用品も多く、出費がかさむのでご近所さんからのお祝い金はありがたいのです。

ご近所のなかでもとりわけ親しくしているSさんは、年配の女性ですがちょっと天然で有名です。

いつも気さくに我が家の子どもたちにも声をかけてくれて、成長を楽しみにしてくれています。

この年、娘の小学校入学を知ってすぐにお祝いを持ってきてくれました。

「物は何がいいかわからないからこれでは必要な物を買ってね」と入学お祝いと書かれたご祝儀袋をいただきました。

ありがたく受け取り、その後中身を確認したら「えっ、ええええーー！」まさかの空っぽだったのです。

これはどういうこと？？

意地悪なのか？いや中身を入れ忘れた？

親戚ならともかく、ご近所さんという微妙な関係では言うにも言えず苦笑いするしかありませんでした。
中身のなかったお祝いではありますが、風習に従い後日お祝い返しだけを渡す羽目に。

気のいいSさんは、「少しなのに気を使わなくて良かったのに」と笑顔でお祝い返しを受け取りました。

その様子から、やはりすっかり忘れていたようですね。

（少しじゃなくて、少しもお祝いなかったんですけど！？）
お祝いの気持ちはとっても嬉しかったのですが、Sさんの天然ぶりに、思わず心の中でツッコミを入れてしまいました。

祝儀袋を渡す際は、くれぐれも中身を確認してから封をして、相手に渡すようにしないといけませんね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：Kumi.M