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何に見える?【心理テスト】答えでわかる「あなたの心を惑わすやっかいなもの」

  • 2024.1.6

ちょっとしたことがきっかけで、大いに悩んでしまったという経験はありませんか? 心理テストで、あなたの心を惑わすものを診断しましょう! 人の言葉に振り回されないコツとともに紹介します。

あなたの心を惑わすものがわかる

自信をもって前に進みたいのに、ふとしたことがきっかけで立ち止まってしまったことはありませんか? 人気占い師・心理テストクリエイターの脇田尚揮さんによる心理テストで「あなたの心を惑わすもの」を診断しましょう!

Q.この図があなたには何に見えますか? 次のうち一番当てはまるものを選んで下さい。

A:炎
B:櫛
C:手
D:山

あなたはどれを選びましたか? さっそく結果を見てみましょう。

A:「炎」を選んだあなた……理想通りであるべきという思い

あなたは、相手に「こうなってほしい」という理想を強く持っていると言えます。相手のためを思うあまり、あれこれ世話を焼いていませんか。あなたの世話焼きが「理想の押しつけ」だと気付かれると、相手との関係が壊れ、深く傷ついてしまうかもしれません。あまり期待を押しつけないようにして、相手を尊重する姿勢を意識すれば、自分が傷つくこともなくなるはず。

B:「櫛」を選んだあなた……自分のことを後回しにする性分

あなたが心を惑わされる原因は、気を回しすぎるところにあるのかもしれません。周囲のことがよく見えすぎるので、相手が困らないように、先を読んでトラブルを取り除いてあげていませんか。ときには、あえて手を差し伸べずに見守る勇気を持ちましょう。そうすればきっと、周囲はあなたのありがたみを知ることになるはず。

C:「手」を選んだあなた……嫌われたくないという気持ち

あなたが心を惑わされてしまう原因は、嫌われたくないという気持ちにあるのかも。関係を維持するために、何でも周囲の言うことを聞いていませんか。嫌われたくないからといって、相手のすべてを受け入れる必要はありません。まずはあなた自身がハッピーになるような付き合い方をしていきましょう。

D:「山」を選んだあなた……ルールや規則への先入観

あなたは、安心感を得るために何でもルール化してしまうところがあるようです。真面目な性格ゆえに、「仕事はこういうもの」「大人はこうあるべき」という概念に縛られてしまい、不自由になって傷ついてしまうようです。人生は楽しむためのものと考えて、もう少し気楽に構えましょう。先入観から解放されれば、自然と幸せに向かえるはず。

脇田尚揮/占い・心理テストクリエーター株式会社ヒューマン・ライフ出版代表取締役社長、企業占術鑑定士、大学講師、秀心寺住職。

©CSA Images/gettyimages

※ 文・脇田尚揮
※ 2022年11月6日配信

人の言葉に振り回されないためのヒント

心理カウンセラーで公認心理師のみきいちたろうさんに、人の言葉に振り回されないヒントを教えてもらいました。

みきいちさん 多くの人が、“人の話はちゃんと聞かなければいけないもの”“この人は立派だから正しいことを言っている”と思い込み、自分の中できちんと吟味しないままに真剣に受け止めがち。その結果、自分に対してネガティブなことを言われると辛くなってしまうのです。優しい人や、人と誠実に向き合おうという気持ちが強い人ほど、人の言葉に振り回されやすいという傾向があります。

そんな状態から抜け出す手助けとなるのが、スルースキルだ。

みきいちさん “スルー”といっても人の話を右から左へと聞き流すようなことではありません。人に言われたことを自分の中でしっかりと咀嚼、吟味して、その言葉にどれだけの価値があるかということを考えること。そして、受け取る言葉と受け取らない言葉を自分基準で判断するという、自分を主体に言葉の意味や価値を創造していくプロセスを意味します。主体性が芽生えることで、自尊心や自己肯定感が高まることにもつながります。

スルースキルを養うTIPS

自分主体で考える力を身につける思考法から人に嫌なことを言われた時の対処法までを紹介。実践してスルースキルを養おう。

TIP 1 「すべき」「な人」など“他人の文脈”を洗い出して反論

言葉の価値を自分基準で判断できるようになるレッスン。
みきいちさん まずは、“すべき”“あなたはな人”“すべてのは××に違いない”など、頭の中で一般化して決めつけていることを洗い出しましょう。すると、その多くが“他人の文脈”で言われていることだと気づくはずです。次に、“すべきと言われているけど、この場合は仕方ない”など、洗い出した言葉に対して一つずつ反論を。すると他人の文脈を自分の文脈へと変えることができます。

TIP 2 “たかが1サンプルだ”と思って真に受けない

他人の言葉に振り回されそうになった時は頭の中で、“たかが1サンプルだ”とつぶやいて冷静に受け止めることが大事。
みきいちさん わずか1~2人の治験しかしていない薬の効能を信じて飲む人は、ほとんどいないはずです。言葉も同様で、もっともらしく聞こえたとしても、たかが1サンプルであり、確定されていない意見です。感情に流されるままに無責任に発せられたもの、強引に押し切ろうとして言ったことかもしれないなど、真に受けず落ち着いて判断を。

TIP 3 相手と“意識のBluetooth”を切断する

言葉に振り回される人に多いのが、相手の機嫌を窺うことを優先するがゆえに、言葉の内容や文脈を自分軸で判断できないケース。
みきいちさん 他人の機嫌はその人のものであり、多くの場合、あなたと関係ないところでアップダウンしています。まずは、頭の中を覗いて機嫌を取る必要がないということを理解しましょう。どうしても気になる人は自身をスマホに見立て、相手に伸びた“意識のBluetooth”を切断する想像を。自他との区別がついた距離感を掴めるはずです。

TIP 4 玄関先でやりとりする気持ちで会話をする

よほど信頼できる人からの言葉以外は、“体の外側”で聞くという意識を持つことが大事。
みきいちさん 自分自身を家に置き換えて考えてほしいのですが、信頼できない人を寝室には入れませんよね。言葉も同様で、信ぴょう性のない言葉を真剣に深いところで受け止めて聞きすぎてしまうのは、セキュリティが甘いといえます。玄関先で人と接するように、体の外側で上手に距離をとりながら、“この人の言葉は聞いても大丈夫かな”と冷静に判断することが身を守るポイント。

みきいちたろうさん 心理カウンセラー、公認心理師。トラウマ、愛着障害のケアを専門にカウンセリングを行う。著書に『発達性トラウマ 「生きづらさ」の正体』(ディスカヴァー携書)、『プロカウンセラーが教える 他人の言葉をスルーする技術』(フォレスト出版)。

※ 『anan』2023年3月8日号より。イラスト・伊藤ハムスター 取材、文・重信 綾(by anan編集部)
※ 2023年3月5日 配信

自信と柔軟性をもちあわせたい

確固たる考えがあれば、ちょっとしたことや人の言葉に惑わされることなく、前に突き進んでいけそうですね。とはいえ、人の意見にもきちんと耳を傾け、必要に応じて変化できる柔軟性も持ち合わせられるといいですね。

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