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旅行に行っただけなのに。義姉のありえない仕打ち|𠮟らない義姉と乱暴な甥っ子

  • 2024.1.6

皆さんは、義理の家族との関係に悩んだことはありませんか?結婚して親戚になったとはいえ赤の他人同士。価値観の違いでわかり合えないことはありますよね。この漫画の主人公の千秋さんの場合は義姉とその甥っ子に悩まされていました。千秋さんは、義姉親子と同居をしています。あいさんが乱暴な甥っ子のカン太君に困っていても、義姉はカン太君を叱るどころか千秋さんの落ち度を指摘する「叱らない母親」。子どもが悪いことをしたら叱るべきと考える千秋さん夫婦にとって、叱らない義姉との生活は我慢の日々です。Ai(@Ai)さんが描くエピソード漫画『叱らない義姉と乱暴な甥っ子』第9話をごらんください。

旅行の楽しい気持ちは玄関で終了。千秋さん家族の都合はお構いなしのカン太君。そんなカン太君と遊んでいたところ、突然鬼の形相の義姉が入ってきました。そしてクッションを投げつけます。

今旅行から戻ったばかりなのに、何が気に入らなかったのか。困惑してしまうシーンです。

叱る?叱らない?親の愛情について考えさせられる作品

この作品には、子どもに対して「いけないことは叱る」と考えている主人公親子と、何をしても叱らない義姉親子の様子が描かれます。

子どもに対する善悪の伝え方は家庭によってそれぞれですが、義姉親子の場合はいけないことをしても諭すことすらせず、主人公家族に迷惑をかけてもまるで気にとめる様子がありません。

一方、義姉の息子・カン太は主人公一家になついていて、叱られたとしても一緒に居たいと考えています。また、主人公の夫であるおじに注意されれば謝ることができる子として描かれています。

子どもにとって「いけないことを注意される」「相手に対して謝る」という経験はとても大切なこと。いけないことをどう伝えるかは家庭によりますが、善悪を認識させ、間違っているなら謝るよう諭すという過程は必要な教育といえるのではないでしょうか。

考え方の違う2組の親戚親子の様子から、叱る・叱らないを含めた親の愛情のかけ方、善悪の伝え方について、今一度わが家を振り返ってみたくなる作品です。

著者:ママリ編集部

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