お正月太りにも◎ 永谷園の“オートミール専用スープの素”が手軽でおいしい

美容や健康、ダイエットにいいと、ここ数年ですっかり定着したオートミール。でも味やにおい、食感などにクセがあり、苦手という人も少なくないようです。そこで今回は、永谷園の「旅するSOUP MEAL」シリーズに注目。実際に食べてみました。

永谷園の「旅するSOUP MEAL」（各3袋入り、218円）は、オートミールに苦手意識を持ってしまう人のために作られた、オートミール専用のスープの素。

コクや複雑な味の深みを出す「豆味噌」を入れることでオートミール特有の味と香りを緩和して、日本人の味覚バランスに合うよう調合しているそうです。

調理方法は、オートミール30gに本品1袋と200mlの水を加えて、電子レンジで加熱するだけ。手軽にササッと作れるので、忙しい朝や小腹が減ったときに良さそうです。

なおオートミールは入っていないので、別途、自分で用意する必要があります。

韓国の薬膳料理「参鶏湯（サムゲタン）味」を器に入れると、大きめの乾燥キクラゲ、ゴマ、乾燥ネギなどが入っていました。

パンチのきいたショウガの香りが立ち上り、食欲をそそります。「旅するSOUP MEAL」は、こうした香りでオートミールの風味をマスキングしてくれるのも特徴だそう。

実際に食べてみるとショウガの味は強くなく、やさしいチキンの味わいです。

加熱してスープをたっぷり含んだオートミールは、もちもちとした食感でとろみもあり、まさに参鶏湯を食べているかのよう。オートミールを食べているのを忘れてしまいそうです。

原材料に高麗人参パウダーが入っているのがうれしいポイント。

ほんのりピリッと感のある「ココナッツカレー味」は、クセになるエスニックな味わいです。

具材はインゲンやニンジンなど。

マイルドなココナッツカレーに、ハラペーニョのピリッとした辛さがほんのり効いていて、食を進めてくれます。

原材料を見ると、タイ料理によく使われるこぶみかんの葉のパウダーや魚醤なども入っていて、なかなか本格的！コーンや炒めた鶏ひき肉、好みのキノコなどを加えてボリュームアップしても楽しめそうです。

「ごま豆乳味」は、今回実食したなかで、筆者が個人的に一番しっくりきたフレーバーです。

具材はゴマ、ニンジン、ネギなど。豆乳らしい白濁色のスープですが豆乳のクセはなく、出汁のきいた雑炊のような仕上がり。ほっこりするやさしい味わいでした。

刻み海苔や、ゴマの風味が豊かな韓国海苔をトッピングしても合いそうです。

原材料は「参鶏湯味」と少し似ていて、高麗人参パウダーも入っています。ジンジャーが入っていますが、ショウガの香りは強くありません。

四川料理でおなじみの「胡麻担々味」は、香り豊かな花山椒とガーリックがポイント。

開封するとスープの粉末の色濃さが印象的でした。

具材の小松菜は大きめで、たっぷりと入っています。シャキシャキと歯ごたえがよく、かやく具材とは思えない驚きの食感でした。

辛そうに見えたスープ粉末はそれほど辛くなく、マイルドで食べやすい味わい。

辛みをプラスしたい場合はラー油をかけても良さそうですし、とろけるチーズをトッピングしてよりまろやかにするのも合いそうです。

いずれも日本人の味覚に合う味わいで、オートミールの新しいおいしさを楽しめました。フレーバーはほかに新作の「ミネストローネ」を加えた全5種類のラインナップ。

年末年始の食べすぎの調整やダイエットにもぴったりなオートミールの手軽なスープ。ちょい足しでボリュームを出すのもよし。ぜひ試してみてくださいね。

（ライター／恵国亜矢子）

永谷園「旅するSOUP MEAL」ブランドサイト