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素敵なあの人のお宅訪問!【アートに囲まれた空間!快適なワンルーム暮らしのヒントがある】

  • 2024.1.6

南窓から光があふれるワンルームでアートのある暮らしを

toriさん(デザイナー/アーティスト)

広告会社でデザイナーとして勤務しつつ、グラフィック作品を手掛けるアーティスト活動もしているtoriさん。Instagramで発信しているオシャレな自室は、数々のメディアに紹介されたことがあるインテリア上級者でもあります。「内見したときに即決しました!」というワンルームは、南向きの大きな窓による日当たりの良さが魅力だったそう。天井や梁などはコンクリート打ちっ放しながら、明るい日差しが白壁に映えて、温もりあふれる空間をつくり出しています。
「一人暮らしとは思えないほど椅子が多くて(笑)」というtoriさんの言葉どおり、ソファ&チェアは全部で7つも!それでも雑多に見えないのは、ワークスペースやダイニングなどの用途によってコーナーをしっかりと分けて、テイストの異なるアイテムを配置しているから。ソファやベッドといった大型家具はニュートラルなデザインと色合いのものを選んでいるため、toriさんがデザインした作品がぐっと際立っています。
オンとオフを切り替えられるコーナー使いと、生活空間で楽しむアートの取り入れ方が印象的なtoriさんの住まい。快適なワンルーム暮らしのヒントがいっぱいありました。

ミニマル&シンプルがアートやデザインを引き立たせる

【Living】
白壁×コンクリートを基調にした空間にリズムを生み出す木製フレームは、モビールブランドtempoの人気アイテム「パースペクティブ」。ワークデスクとダイニングテーブルはともに、建築に携わる友人が製作したもの。高低差のある家具を配置したことで、部屋に奥行きを感じさせる。

【SOFA&BLANKET】
ナチュラルなカラートーンの寛ぎスペース
「座面が深く、ゆったりと座れるところが気に入って」というソファはIKEAで購入。ウール×アルパカによる柔らかな風合いのブランケットはtoriさんがデザインを手掛け、山梨県富士吉田市を拠点とする「Watanabe Textile」とのコラボレーションによって生まれたもの。

【HIGH CHAIR & TABLE】
友人たちを招いたときはスタンディング仕様にしてもOK!

ダイニングスペースは、レストランなどで使われる業務用のハイスツールとそれに合わせて友人とDIYしたテーブルで構成。

【ROOM FRAGRANCE &ART BOOKS】
クリアなスタンドにお気に入りをディスプレイ
ワークデスクのそばにあるサイドテーブルは、空間を邪魔しないクリアなアクリル素材が◎。気分転換にシュッとひと吹きするルームフレグランスとコレクションしているアートブックを置いて。

【WALL ART】
自作のポスターアートを空間のアクセントに
飾られているのはtoriさんの自作。旅先で出合った自然などの写真にグラフィックを組合せたコラージュを制作し、インテリアの一部として楽しめるアートを提案している。

【FAVORITE CHAIR】
オフタイムにぴったりなデザイナーズチェア
ハンス J.ウェグナーデザインの「シェルチェア」は手に届きやすいリプロダクト。読書や映画観賞などのリラックスタイムに。

【STORAGE BOX】
ワークスペースには硬派なデザインのアイテムを
仕事の資料は無印良品のトタンボックスにすっきり収納。積み重ねできるのでスペースの有効活用にも。

【KITCHEN】
生活感がにじむアイテムを排してシンプルシックに
キッチンはワイングラスハンガーを後付けしてホームバー風に。コーヒーグラインダーやケトルなどの家電はシックな黒で統一。

【BALCONY】
時間の流れを体感できる都心のチルスポット
IKEAのテーブルセットを置いたバルコニーは、コーヒーやお酒を楽しむひとときにぴったり。

【PROFILE】
◼︎toriさん(デザイナー/アーティスト)
Instagram「@tori_chan_room」でインテリアやライフスタイルを発信。〝1枚のアートから空間をデザインする〟ことをテーマにした「A Piece of Art」でアーティストとしても活動し、アート作品のオンラインショップ開設を予定している。

撮影/佐藤顕子 取材/首藤奈穂 再構成/Bravoworks.Inc

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