私「不倫でもいい！」既婚者の彼とデート♡のはずが →【スナックのママ】に見せられた写真には──！？

前の職場の後輩Aから聞いた話です。既婚者に恋したAは、念願の彼と飲みにでかけます。程よく酔いが回ったところで、彼の行きつけのスナックへ……。そこで出会ったママの行動とは……？

一回り年上の既婚者への片思い

Aは、職場の一回り年上の既婚者の男性に片思いをしていました。
コワモテの彼と、研修旅行で一緒になった時に、博学な一面を知ったからでした。
もう一度、彼と2人きりで話がしたい。そう願っていました。すると……！

念願のデート

ある日、彼にデートに誘われたのです。やったーーー！ と舞い上がったA。
「妻子持ちでしょ？ やめときなよ」という周囲の忠告など、耳に入りません。
めいいっぱい大人っぽいおしゃれをして、彼と食事に出かけました。

思っていた通り、自分の知らない世界を話してくれる彼。お酒も止まりませんでした。
「二軒目どうする？」
迷わず、「行きます！」と答えて、彼が行きつけだというスナックに向かいました。

彼の行きつけスナックへ

街はずれの少し寂れたスナックに入ると、ママとお客さんが数名居ました。
でも、Aが飲みそうな甘いお酒なんて、置いていません。
どうしよう……と困っていると、「ママ！ 俺が買いに行ってくるから！」と彼がひとりで外に飛び出して行きました。
店に取り残されて、手持無沙汰なAのところへ、ママがやってきました。
「惚れた男はわかりやすいわぁ」と、Ａに向かってニッコリ。
それから穏やかに1枚の写真を見せたのです。

言葉でなじられるよりも痛かった

そこには、彼と彼の妻、2人の子どもとママが写っていました。
このスナックには、家族でも時々来るのだとか。
「この子たち、お父さんに似てかわいくって」とほほ笑むママを見て、Aは全てを察したのです。
そのまま荷物を持って、「ごちそうさまでした！」と店を後にしました。

ママに言葉でなじられるより、痛かったのです。
「あなたみたいな若いモノに出る幕はないよ。やめときなさい」と、態度と行動で言われたことが。
ママの大人の風格に完敗でした。

自分の浅はかさを痛感したAは、それ以来、彼に近づくのをやめたそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Itnライター：田中つぐみ