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江原啓之「来年、還暦を迎えますが…」人生について考える

  • 2024.1.6
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スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。

2023年12月31日(日)の放送では、リスナーの皆さまからお寄せいただいた、さまざまな相談メッセージを紹介。江原がアドバイスをお届けしました。

(※ 放送した番組は昨年12月中に収録したものです。)

江原啓之

<リスナーからの相談>

30歳を過ぎてから「命」や「生きるってなんだろう」と考えることが多くなりました。

突然の親友の死、祖父の急死、3年前の死産、実家の父ががんと診断されるなど、いろいろありました。ごはんを食べられること、近所を散歩して風に当たること、仕事ができること、家事ができること、なんでもない日がどれだけ幸せなことかと感じております。

けれど、考えれば考えるほど「その先にはどうせ死が待っているのに」とか「こうやって楽しくても悲劇は突然やってくる」などと、楽しいことや感動することが目の前にあっても、ありがたい日常を心から楽しめないのです。

先に“死”というものが待っていると思うと、一生懸命になることが馬鹿馬鹿しく感じてしまうのです。悲観的にならず日常を楽しむためにはどうしたら良いのでしょうか。

<江原からの回答>

江原:いずれ死ぬと思うと、一生懸命になることが馬鹿馬鹿しく感じられてしまうとのことですが、もったいないですね。

死とは、次の世界に還るだけのこと。元に還るだけ、故郷に還るだけだから、別に死は悲しいということではありません。誰でもいつでもお迎えは来るわけですし。

(人生は)旅と一緒で、ショートステイ、ロングステイ、いろいろな旅行がありますよね。ロングステイだけが楽しいわけじゃないでしょう? ショートステイでも充実する旅はあるので、中身が大事です。

自分の人生がショートステイになったとしても、充実するようにするには、やはり“込める”ことです。例えば、“思い”などを込めるとします。でも、それは目に見えないでしょ? これがスピリチュアルなんです。現実で目に見えないことこそ、スピリチュアルで込める。

世の中には短命の方もいます。相談者さんのおじいさまのように急死されることもありますよね。しかし、前の日までも毎日込めていたら、急死しても「ま、いっか」と思えます。

奥迫:自分自身も納得するし、周りの人も「あれだけ人生楽しんでいたら、良かったじゃない」と思いますもんね。

江原:そうです。欲を言ったらキリがないでしょう。だから私もそういった意味では、「いつ逝っても大丈夫かな?」というぐらい、毎日充実させていますよ。(人生は)終わりがあるから良いのであって、終わりがなかったら、かえって楽しめない。

奥迫:例えば、「1,000年生きられるよ」って言われたら困りますよね。人生が薄くなってしまう。終わりがあるからいいんですよね。

江原:そうです。私も来年還暦を迎えますが、還暦ってうまい言葉だなと思うんです。一区切りなんですよ。(これからは還ると)そう考えたら、「ま、いっかな」みたいになる。あとは、余裕で良きことをしていこうと思います。なので、相談者さんも、もうちょっと見方を変えてくれたら嬉しいなと思います。

江原啓之、奥迫協子

●江原啓之 今夜の格言

「人生はパラダイスなのです」

<番組概要>

番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り

放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55

出演者:江原啓之、奥迫協子

番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/

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