クローゼットにあると便利なベーシックアイテム、黒いジャケット。今ならどうスタイリングするべきか、ストリートから学ぼう。
+ショーツでも大人っぽく。
「ショーツ」の回で取り上げたファッションディレクター、コンサルタントのアレクサンドラ・カールは、やはりボトムにショーツをセレクト。少年のようになりそうだが、ジャケットをオーバーサイズにし、メゾン マルジェラのジャカードの「タビ」ブーツを合わせて大人っぽく仕上げている。今なら薄手のカラーストッキングをはいても○。
ジャストサイズを選んでトラッドに。
コペンハーゲンで出会ったこちらの方のジャケットはコンパクトなシルエット。トラッドなムードを漂わせつつ、セーターをクロップド丈にして今の気分に合わせている。昨今のミュウミュウに倣って超ミニボトムやローウエストのパンツにしてもいいが、マキシ丈のスカートでもスタイリングが成立することがわかる。
ゆったり×ゆったりのギリギリシルエット。
最後はロンドンのストリートにて。オーバーサイズのジャケットにハイウエストのゆったりめのデニムのスカートで、全体に野暮ったいシルエットなのだが、それが何だかキュートに見える。デニム以外は黒で統一しているのと、クールな印象のプラチナブロンドのヘア、ちらっと見せた素足が効いているのかも。