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【流行でトホホ(泣)】平成はみんなコレだった! "超極細眉毛"時代を振り返る──!

  • 2024.1.6
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昔流行った超極細眉。今している人は少ないですが、当時は男女問わずみんな超極細眉にしていたのです。私は細くする勇気がなくダサいボサ眉でしたが……。私の体験談をご紹介します。

画像: 【流行でトホホ(泣)】平成はみんなコレだった!

細眉にする勇気のない私

平成の時代の話です。今から30年近く前の話なのですが、その当時ものすごく細い眉毛が流行っていました。超極細眉で、まるで鉛筆で書いた1本の線のような眉毛の人ばかりが街を歩いていました。

超極細眉が流行る前は眉のお手入れをあまりしない時代で、みんなボッサボサ眉だったのです。人気の女性雑誌では「細眉が旬!」「時代は超極細!」などというキャッチコピーが踊り、みんな眉メイクしていなかったのに、いきなり細眉!? と戸惑ったものです。

私の周りの友人たちの眉はどんどん細くなっていきました。さらに時代は進み、全部の眉を剃ったり抜いたりする人まで。それがスタンダードだったのです。私はどうしても眉を細くする勇気がなくて、元の眉を残しつつ細めに見えるようなメイクをしていました。

自然な流れを生かす!?

私の眉は、かなり野暮ったく見えていたことはわかっていたのですが、流行りを追いかけて眉がなくなるのは怖くてできませんでした。そんなボサボサ眉の私を、時代遅れの人という目で見る人もいて、恥ずかしかったです。

そして時代は流れていき、細眉時代の終焉を迎えました。雑誌のキャッチコピーは手のひらを返したように「時代はナチュラル眉!」「自然な流れを生かして」という言葉の数々。自然な流れを生かせる人は壊滅状態なのに……。

細眉メイクのその後

眉毛を抜きまくったため、眉毛が薄くなってしまった友人たち。もう生えてこない眉毛を、まるで眉がふっさふさに生えているかのように、丁寧に眉を描く技術向上に専念していました。

しかし、抜きすぎた眉毛のあとは毛穴が目立ったり、うまく眉を描けずにのっぺり眉になったりする人もいて、かなり苦戦していました。流行っていたときに野暮ったかった私は、急に時代の最先端に! 恥ずかしいほどダサかった私だったのに、流行って無責任だなと思いました。

「流行」と言われると追いかけたくなりますが、今回の眉毛のように後々後悔することもあるので、難しいですね。
でも、細眉のときのみんなはすごくかっこよかったと思います。流行しているあの時にしかできなかったのだから、私も思う存分細眉を楽しんでおいてもよかったかな、とも思いました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:鈴木まさ美

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