突然亡くなった俳優イ・ソンギュンさんの“最後のメモ”を報じ批判殺到の韓国メディア、立場を表明

亡くなった俳優イ・ソンギュンさんの“最後のメモ”を報じたTV朝鮮が、関連報道を削除したことに対する立場を明らかにした。

TV朝鮮側は1月5日、本紙『スポーツソウル』に「オンライン記事を削除したのは所属会社側の要請があり、不幸な事件と関連した遺族の立場を最大限反映しようとした側面がある」と明らかにした。

続けて「告訴など法的手続きが進行されたので、詳しい内容をこれ以上明らかにすることは難しい」と付け加えた。

昨年12月27日、TV朝鮮はイ・ソンギュンさんの“最後のメモ”と関連した記事を独自報道した。これはメモを非公開にするという遺族の立場に反しており、大きな議論となった。

その後、イ・ソンギュンさんの所属事務所HODE＆Uエンターテインメントは1月3日、「虚偽事実を事実であるかのように報じた記者を告訴した。その記者に、心からの謝罪と共に、進行される法的手続きに誠実に臨んでくれることを要求する」と伝えた。

なお麻薬投薬容疑をかけられていたイ・ソンギュンさんは昨年12月27日、突然この世を去った。

◇イ・ソンギュンさん プロフィール

1975年3月2日生まれ。2001年、MBCのシチュエーションコメディ『恋人たち』（原題）でデビュー。2007年のドラマ『白い巨塔』韓国版で正義感の強い“チェ・ドンヨン（日本の里見脩二）役”を演じてブレイクし、『コーヒープリンス1号店』『パスタ～恋が出来るまで～』『ゴールデンタイム』『マイ・ディア・ミスター～私のおじさん～』と数多くの人気ドラマに出演した。映画『僕の妻のすべて』『最後まで行く』『パラサイト 半地下の家族』などでも高い演技力を発揮。プライベートでは2009年5月に女優チョン・ヘジンと結婚しており、同年11月に長男が、2011年8月に次男が産まれている。2023年12月27日、48歳でこの世を去った。

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