教科書をなくすのは、ぼくのだらしない性格のせい？｜ぼくの教科書がありません

この漫画は、愛すべき宇宙人(＠aisubekiutyu_jin)さんによる小学生の学校トラブルを描いたエッセー作品です。イチくんは理科の教科書だけでなく、学校の机に入れていたはずの算数の教科書までなくしてしまいました。イチくんは自分のだらしない性格のせいで、物をなくしてしまっていると思い込んでいます。しかも何も知らない先生から、忘れ物が多いことを注意されてしまいました。『ぼくの教科書がありません』第10話をごらんください。

イチくんは、とうとう忘れ物が多いことを先生から注意されてしまいました。彼は、なぜ教科書が次々なくなってしまうのか分からず、とても追い詰められています。

しかもイチくんは、自分のルーズな性格のせいで教科書が消えていると思い込んでいます。彼の教科書は一体どこへ消えてしまったのでしょうか？

教科書を失って得たものとは？

主人公・イチくんは、学校の机に入れていた教科書が次々となくなることに困っていました。母親に心配をかけまいと黙っていたのですが…。絵の具セットと習字道具までなくなったことが決定打となり、担任や母親に打ち明けることに。その後、クラス全員で学校中を探しましたが、見つけることはできませんでした。

母親が新品を用意し、クラスメートもこのできごとを忘れかけていたころ、大掃除の日、上級生の女の子が「空き教室で見つけた」とイチくんがなくしたものを全て届けにやってきました。その子は同級生・シズちゃんのお姉ちゃん。シズちゃんとはかつて、バレンタインにちょっとしたいざこざを起こしてしまっていました。

イチくんは自身の行動からトラブルが起きてしまったのではないかと反省します。一方、このトラブルを通じて友人や母の気遣いにも気づくことができました。『ぼくの教科書がありません』は小学生の素直な思いを感じられるエッセー作品です。

著者：kotti_0901