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「拝啓 13歳の娘さま」10年後の娘に父から手紙を書いてみた話

  • 2024.1.4
出典:ぎゅってWeb

ふと思い出した、親から将来の子へ手紙を送る企画

時が経つのは早いもので、私も育児ブログを始めて3年目に突入しました。当時1歳だった娘も今年で4歳になります。子どもの成長は早いなとしみじみ思っていた時、昔、何かで目にした企画を思い出しました。「お父さんお母さんが10年後の子どもに手紙を書く」といった企画です。

よくある企画ですが、自分が父親になったらいつかやりたいなと思っていたので、今回はそれをブログにしようと思います。もし、よければお付き合いくださいませ。

拝啓 13歳の娘さま

今から10年後。13歳の娘さま、最近はいかがお過ごしでしょうか?もしかしたら、反抗期とかきてますか?「お父さん話しかけないで」とか言っていたらとても切ないですが、それだけ自我が芽生え主張するところまで成長しているのですね。

10年後のあなたは、もしかしたら想像できないかもしれないけど。今、2023年の3歳のあなたはとってもお父さん大好きっ子の甘えん坊さんです。毎朝、起きてすぐに「抱っこして」と冷蔵庫の中を物色して、朝ごはん食べさせる時もお父さん食べさせてと甘えてくる。

保育園の登園時、たまに行きたくないと泣いてしまったりします。保育園から帰ってきて「お風呂入るのはお母さんと弟くんが先に入って、その後お父さんと私が入る、そういうチームなの!」と。そう言って毎晩、一緒にお風呂に入っています。

休日の外出時、疲れて「抱っこして」と言って、大体そのままお父さんのヒップシートの上で眠るあなた。10年後のあなたは、勿論、親に甘えるみたいなのはないんでしょうね。1人で朝起きて、1人でごはんを食べて、1人で学校に行って、1人で学校から帰ってきて、1人でお風呂に入って、1人で寝る。

お風呂で今日保育園であった事を聞いていたような時間はなく、ろくに会話することもなく友達とLINEしているんでしょう。日が暮れるまで公園で遊んで「もう帰ろうよ」というやり取りもなく、友達と街中に遊びに行っているんですかね。親と離れて自分の世界で生き始める、それが成長なのだと思います。

ただ、10年後のあなたに言いたい事があります。あなたは覚えてないかもしれないけど、生まれた瞬間から今の今まで、そしてこれからも、お父さんとお母さんはあなたの事をずっと大切に思っているんだよ。この稚拙な文章では伝わり切らないと思うけど、あなたはお父さんとお母さんの世界で一番の宝物。

この後、色んな世界に飛び込んでいく時に、きっと色んなことがあると思う。楽しいこともあれば、失敗することもあるだろうし、心躍るすてきな出会いもあれば、悲しい別れもあるかもしれない。

でも、これだけは忘れないで。どんな状況になっても、あなたの事を絶え間なく愛している親がいること。そして、必ず、帰ってこられる家があるということを。だから、安心して、色んな事に挑戦して、失敗してみてください。

あなたのことを誰よりも大切に思っている父より

さいごに…

10年後にこのブログが残っていたら、娘に見せてみようかなと思います(想像できないですが…)。今、この瞬間の気持ちを残しておく、という意味で自分の思い出としてもこういうの良いなと思いました。タイムカプセル的な話ですが、もしよければ皆さんもやってみてください。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

<ぎゅってブロガー/浅田伊佐夫>

3歳(女)1歳(男)。40歳、広告代理店勤務のサラリーマンです。2020年4月長女誕生時に6ヶ月、2022年8月長男誕生時に10ヶ月、合計16ヶ月の育休を取得し、育児の素晴らしさと大変さを体感。「男性が当事者として育児をするのが当たり前の社会」を目指して、父目線の育児ブログを発信中。

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