1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 絵の具の筆、気づいたらカチカチに…!? 冬休み中、忘れずに見直したい「学校グッズ」3つ

絵の具の筆、気づいたらカチカチに…!? 冬休み中、忘れずに見直したい「学校グッズ」3つ

  • 2024.1.4

小学生の子どもは冬休みに入ると、たくさんのモノを持ち帰ってきますよね。長期休暇は片づけや掃除のチャンスです! 休みごとに取り組めば、汚れや見直す量がそれほどたまらずに取り組めますよ。

今回は、札幌市在住の整理収納アドバイザーの筆者が、冬休み中に見直したい3つの学校グッズと子どもに片づけをしてもらうための声のかけ方をご紹介します。

冬休みに見直したい学校グッズ1:絵の具セット

図画工作の時間などで、低学年のうちから長く使うアイテムの1つです。使う時間が長いからこそ、きれいに大事に使っていきたいですよね。

見るべきポイント:筆の汚れ・絵の具の残量

Sitakke

気がつくと絵の具をつけたままカチカチに固まってしまう筆ですが、水彩絵具は水溶性なので、水だけで汚れを落とすことができます。
洗い方はシンプル。水を入れた筆洗いのなかで優しく筆を振って汚れを落としましょう。

汚れが落ちたら、毛の根本から毛先にかけて布で軽く拭き、毛先を下に向けて乾燥させます。注意点としては、毛先を上に向けた(立てた)状態で乾かさないこと。根本に水気がたまり、根腐れや抜け毛の原因になりやすいです。また、ドライヤーを使うのもNG。熱で筆が変質してしまう恐れがあります。

また、絵の具は色によって減りが早いものがあるので要注意。いざ休み明けに使おうとしたときに残りが少なく、突然子どもに「明日使う色がない!」と言われてしまっては大変ですよね。

特に“白色”は絵の具に2本入っているものが多いですが、減りも早いです! 筆者宅では、白色の次に、混ぜて使われやすい“赤色・青色・黄色”が減りやすい傾向にあります。
例に挙げた4色は早く減りやすいので、参考にチェックしてみてくださいね。

子どもへの声かけ方法

Sitakke

絵の具セットを持ち帰ったら、すぐに中身を確認してほしいのになかなか動いてくれず、子どもにイライラすることもあると思います。そんなときに大切にしてほしいのが、いつ確認するのかを“子どもに決めてもらう”ことです。

インターネットで無料でダウンロードできるカレンダーを印刷し、確認する日を書いてもらいましょう。低学年向けにはシールをつけたり、かわいく飾ったりするのもおすすめです!

冬休みに見直したい学校グッズ2:プリント類

子ども・大人用のプリントに分けて、片付け方をお伝えします。

子どもに整理してもらうプリント:テスト・時間割

Sitakke

週に何回も行われるテストは、1学期分だけでもかなりの量がたまります。片づけるときの分け方としては、“今後も見たいか”がポイントです。解き直しに使いたい、いい点数のテストだからとっておきたい、など、今後も見返す予定があるテストのみ保存しておきましょう。

時間割は、週が終わったタイミングで処分するのが理想です。ためがちなお子さんは、学期ごとにリセットできるとよいでしょう。

子どもへの声かけ方法

整理は、大人も子どもも「面倒くさい!」と感じることが多いので、“一緒に整理する”のがおすすめです。「よーいどん」で競争するのも楽しいと思います。いつ一緒に整理するのかを子どもと一緒に決めるのもポイントです!

大人が整理するプリント:おたより

Sitakke

週に何度も持ち帰るおたよりや案内の紙は、たまりがちではありませんか? 1枚1枚は薄くても、たまるとかさばってしまうため、見返さないプリントの整理が大事です。

参観日のお知らせやイベントの案内は、日付を確認し、過ぎていたら処分しましょう。イベントの案内は、もらった直後に目を通し、参加しないのであればすぐ処分するとたまりにくいですよ。
給食だよりは、新しい月のタイミングで処分するのが理想です。

冬休みに見直したい学校グッズ3:お道具箱

細々したモノがたくさん入っているので、気がついたら汚れていたり、使い切っていたりしやすいです。

見るべきポイント:のりやテープの残りの量

Sitakke

たまにしか使わないモノなら、残りの量に気がつかないことがありますよね。特にスティックのりはケースに入っていて、残りの様子が一目でわからないので、要注意です! 使う機会が多いテープも見落としがちなので、長期休みの持ち帰ってきたタイミングで、残りをチェックしておきましょう。

お道具箱の汚れ落としにおすすめ「アルカリ電解水クリーナー」

Sitakke

お道具箱の汚れを落とすときに、筆者宅でよく使うのが、ダイソーで売っている『アルカリ電解水クリーナー』。プラスチックケースなら、メラミンスポンジも一緒に使うと簡単にキレイになります。

【商品詳細】
ダイソー『アルカリ電解水クリーナー280ml 落ち落ちV』/110円(税込)

まとめ

今まで片づけや掃除をしてこなかったお子さんなら、嫌がったり「面倒くさい」と言ったりすると思います。片付けることによってどんないいことがあるのかを話したり、楽しく取り組んだりすることで、行動のハードルが下がるので、まずは親子で一緒に“楽しく”始めてみてくださいね!

終わったあとに食べるご褒美を用意しておくのもおすすめですよ。

***
文:佐藤ゆきこ(整理収納アドバイザー)
***

【ライター:佐藤ゆきこ PROFILE】
元ストック大好き、超ズボラだった整理収納アドバイザー。第2子出産4か月後の夫の転勤で、子どもが増えたのに以前より小さいお家お引越し。そこで片付けを学び、モヤモヤが晴れていく。「片付けでお悩みの方にも、この気持ちを体感してもらいたい」という思いから活動中。

【画像】筆者自宅

元記事で読む
の記事をもっとみる