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『ホーム・アローン』ケビン母を家まで送った“バンドのリーダー役”の「出演料」に驚き

  • 2024.1.3

大ヒット映画『ホーム・アローン』でケビンの母を家まで送り届けたポルカ・バンドのリーダー、ガス・ポリンスキーを演じたジョン・キャンディの出演料が話題に。(フロントロウ編集部)

ジョン・キャンディは『ホーム・アローン』でいくらもらった?

マコーレー・カルキンが主人公のケビンを演じて大ヒットした映画『ホーム・アローン』で、ケビンの母ケイトを家まで送り届けたポルカ・バンドのリーダー、ガス・ポリンスキーを演じたのは、カナダ出身の俳優でコメディアンのジョン・キャンディ。

短い出演ながらも、空港で途方に暮れるケイトに声をかけ、ポルカ・バンドのメンバーたちと一緒に車に乗ってシカゴまで行くこと提案し、道中に母親失格だと落ち込むケイトを励ますという役どころでインパクトを残した。

ジョンが『ホーム・アローン』の撮影に参加したのはたったの1日。セリフのほとんどがアドリブだったそうで、クリス・コロンバス監督は「台本にはそのようなことは書かれていませんでした」、「葬儀場の話は、すべて朝の4時半に即興で作られたものです。撮影現場では、ジョンの話を聞いているだけで真顔を保つのがやっとでした」と米Business Insiderに明かしている。

画像: 大人になったマコーレー・カルキン。
大人になったマコーレー・カルキン。

気になるジョンの出演料だが、Netflixのオリジナルドキュメンタリー『ボクらを作った映画たち』によると、ジョンが受け取ったのはわずか414ドル(約5万8,000円)だったという。

コロンバス監督は、ジョンがプロデューサー兼脚本家のジョン・ヒューズ氏への厚意としてオファーを受け入れたと考えているそうだが、ちょい役とはいえ、全世界で4億ドル以上の興行収入を記録した映画の出演料としては安すぎることから、「たしかにジョンの側には少し憤りがありました」とギャラに対する不満があったことを示唆。

さらに、ジョンが配給元の20世紀スタジオ(旧20世紀フォックス映画)から何らかの補償を受けたかどうかは「知らない」としたうえで、1991年公開の映画『オンリー・ザ・ロンリー』で再びジョンと一緒に仕事をした際に「撮影現場で彼がフォックスや自分の報酬について辛らつな発言をすることが何度かありました」と語った。

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