田舎の八百屋に嫁ぎ、これまで夫と義母の言いなりだったユメさん。TV取材で知り合った新人AD・コースケの後押しもあり、元々得意だった絵を生かし、似顔絵を描きはじめます。すると、あっという間に地元で大人気となり大忙しに!同じ保育園のパパ・トクマとのお茶会で、改めてコースケに感謝します。そんなある日、似顔絵のSNSライブをすることになり…。イルカさんの描く『私、逃げました』第175話ごらんください。
トクマのイメージしていた、「TV局の子」は真面目でおとなしそうな感じの人でしたね。しかし、コースケは元気いっぱいで、今どきの若者です。
楽しそうな2人の様子を見たトクマは、どう感じたのでしょうか…。
不本意な扱いを受けながらも頑張る主人公を応援したくなる作品
主人公、ユメは田舎の八百屋に嫁ぎ、店を手伝いながら家事・育児をしています。店番をする中で、自身が得意とする「絵」でお客さんをよろこばせる方法を考え出し、商売にも貢献するようになりました。
一方、夫は外で女性と不倫をしていて、義母はユメをお手伝いさんのように扱うなど、家庭環境は複雑。そんな中、ユメを応援してくれるのが、地方テレビ局で働くコースケでした。まっすぐで努力家なユメを助けようと奮闘します。こうした味方の存在が、ユメにとって大きな助けになっていると感じますね。
嫁ぎ先で一生懸命に生きるユメを応援したくなるお話です。
著者:sa-i