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私の息子に「誰の血なのかしらねぇ?」と【孫差別する姑】→ 私が言い返そうとした瞬間、息子たちが!?

  • 2024.1.3

嫁・姑関係は良好であることに越したことはないですが、嫌味を言われたりバカにされたりすることが続けば、関係を断ちたくもなりますよね。これは筆者の友人・K子から聞いた嫁・姑バトルのエピソードです。

画像: 私の息子に「誰の血なのかしらねぇ?」と【孫差別する姑】→ 私が言い返そうとした瞬間、息子たちが!?

孫差別をする姑

私には2人の息子がいます。夫には姉がいて、義姉夫婦には息子と娘が1人ずつ。義両親には4人の孫がいることになります。

義姉夫婦の子ども達は成績優秀で、スポーツクラブでも活躍する文武両道ぶり。対して我が家の息子たちは至って普通……華々しい経歴こそないものの、優しく仲の良い兄弟でした。

義両親、特に姑はとても体裁を気にするタイプで、優秀な義姉の子ども達をとても可愛がっています。大会や授業参観にまで行くほどの溺愛ぶり。それに引き換え、我が家の息子たちには見向きもせず、形式的なお祝いを嫌々するほどの差別をしていました。

国立大学への進学

義実家に集まったある日のこと、義姉夫婦の長男が国立大学への進学が決まったという報告がありました。我が家の長男とは1歳違い。義両親は専門学校へ進学した息子のときとは180度違う喜びぶりでした。

「国立なんてすごいわね~! がんばったわね!」「1人暮らしするなら準備してあげるから何でも言ってね!」

我が家の長男も1年前に進学を機に1人暮らしを始めましたが、何もありませんでした。あまりの違いにちょっと腹が立ったとき、姑がいつものように我が家の息子たちをディスり始めたのです。

誰の血?

姑は私の息子たちの方を向いて、こう言いました。

「やっぱり大学は出ていなきゃね~! この子たちは誰の血なのかしらね!」

明らかに専門学校へ進学した我が家の長男に対する嫌味でした。私のことを文句言うのであれば我慢しますが、子どものことをここまでバカにされては黙っていられません。言い返してやろうと思ったその時です。

「だって母さんは大学出てるよ? 父さんは高卒だよね?」

と息子が姑に反撃したのです。確かに夫は高卒……息子の思わぬ反撃に私は笑いをこらえるのに必死でした。

孫差別の末路

息子は今までのうっぷんを晴らすかのように、姑に畳みかけました。

「ちなみに収入は、母さんの方が父さんより多いことは知らないの?」

「誰の血」という姑のセリフを借りれば……父親の血ですよね。私の事も含めてバカにしたかった姑は、痛いしっぺ返しを喰らいました。

明らかに孫差別をしていた義両親は、我が家の息子たちにそっぽを向かれ、その日以降、息子たちが義実家に行くことはありませんでした。

まとめ

孫を目に入れても痛くないほど平等に可愛がる……私の実家では当たり前に行われていたことが、当たり前ではない義実家。価値観の違いとは、こんなにもすれ違いを生むものなんだと実感しました。

息子たちは今、2人とも就職して頑張っています。私はそれだけで十分。いなくてもいい、いない方がいい祖父母もこの世には存在するということを学んだ出来事でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K

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