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「うちの嫁は礼儀知らず!」と【法事で吊るし上げ!】→ その時、嫁に"意外な救世主"が──!?

  • 2024.1.3
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今の若者は冠婚葬祭や昔ながらのしきたりを軽視している、という意見を耳にすることがあります。今回知人から聞いたのは、しきたりを重視する姑との間で起きた嫁姑トラブル。追い詰められた嫁を救ったのは、意外な人物でした。

画像: 「うちの嫁は礼儀知らず!」と【法事で吊るし上げ!】→ その時、嫁に

義実家で行われた法事

義実家で法事が行われたときのことです。
その法事は夫の祖母の十七回忌。
姑のR美が中心になって親族を集めて行いましたが、亡くなってから年月が経っていたこともあり、出席者は少なかったようです。

嫁たちもタイミングが悪く、長男の嫁A子は子どもの運動会を理由に欠席。
次男の嫁B美も仕事で必要な資格試験日と重なってしまい、遅刻して参加することになりました。

姑の不満が爆発!

R美は集まりが悪いことにイライラを隠すことができませんでした。
孫をかわいがっていたため、子どもの運動会を理由に欠席した長男の嫁のA子はしぶしぶ容認。
次男の嫁のB美には「法事よりも仕事をとるなんて!」と厳しい目を向けていました。

法事の当日、B美が遅れて到着するとR美の不満が爆発!
「法事をないがしろにするなんて! うちの嫁は礼儀知らずだ!」と、みんなの前で不満をぶちまけたのです。

厳しい言葉にうつむくB美

B美にも言いたいことがありました。
亡くなった夫の祖母には一度も会ったことがないし、そもそも法事の日程が決まる前から資格試験の受験を予定していました。

その資格は仕事をする上で必要なもので、キャリアに大きな影響を与えます。
日程調整の際にR美に伝えたものの、無視されて法事が開催されていたのです。
R美の意見に素直に納得することはできなかったけれど、受験を優先することに後ろめたい気持ちもあったB美。
言い返すことができず、黙ってうつむいてしまいました。

意外な方向から援護射撃

みんなの前で吊るし上げられたB美を救ったのが、読経を上げてくれたお坊さんでした。
「故人を偲ぶ方法は法事だけではありませんよ。亡くなった方は家族を大切にされていました。生きている人間の営みも大切にするべきことです」とやさしく諭してくれたのです。

R美はお坊さんの言葉に反論できず、口を閉じました。
B美は自分を擁護してくれる言葉を聞いて、涙がポロリ。
法事の場でお坊さんに勝てる人はいませんよね。
B美は意外な人に救われることになったのです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田 愉子

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