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【日本の不思議特集】日本が誇る意外な世界一から謎すぎる日本のミステリーまで

  • 2024.1.3

日本と海外の文化ギャップを楽しめるのは、日本という国の独特の文化や風土あってこそです。そこで今回は、日本発祥の世界で愛されるもの、実は日本が世界一という意外なトピック、日本独特の興味深い文化などなど、知られざる日本の面白い部分を「日本の不思議」と題し特集したいと思います!

※2017年掲載の記事を大幅に加筆修正をして再掲載しております。

意外なところが世界一

日本人は世界一の一人旅好き!?

総合旅行サイト、エクスペディア・ジャパンが行った2016年9月の調査結果によると、「一人旅を好む」日本人は29%。第2位のアメリカの20%を抑えて圧勝、日本人は世界一の一人旅好きだということが分かりました。

また、「TripAdvisor」(トリップアドバイザー)が、日本人、中国人、インド人、シンガポール人、マレーシア人、インドネシア人、タイ人の女性、計2846名からの回答をもとにした、アジア人女性の旅行動向調査結果を見てみましょう。こちらでも、「一人旅」率が高く、アジア女性全体が11%に対し、日本人女性は20%と群を抜いています。

自分の思うように自由に出来ることが一人旅の一番の醍醐味ですが、「一人だと地元の人に親切にしてもらえる」、「現地の人や他の旅行者と話すきっかけができる」、「現地で新たな出会いがある」など新しい出会いに恵まれる機会もあります。

世界最古の企業ランキングTOP3はすべて日本

創業100年などと聞くと、歴史のある老舗企業だと感じますよね? しかし日本には創業100年どころか、創業1000年を超える企業が複数存在し、さらに世界最古の企業トップ3を日本勢が占めているとご存じですか?

2009年発表と少し古い情報ですが東京商工リサーチによると、日本には創業100年を超す長寿企業が2万社以上あり(2009年時点)、社寺建築の金剛組(大阪府大阪市)になると、創業は578年までさかのぼれるのだとか。

そもそも日本は100年以上続く企業数が世界一の老舗大国。帝国データバンクの「老舗企業」実態調査(2019年)によると、2019年中に業歴100年となる企業は、全国に3万3,259社存在するそうです。驚きですよね。

世界一の豪雪都市は日本にある

1962年にスタートアップし、世界の気候に関する情報をテレビ、ラジオ、新聞、ウェブメディアで発信し続けている米AccuWeatherの情報によれば、人口10万人以上の都市の年間降雪量を比較すると、なんとトップ10に日本の都市が4か所もランクインするのだとか。

7位に秋田市、3位に富山市、2位に札幌市、1位に青森市が入るそうなのです。

確かに1位の青森市と3位の富山市の一部は、日本国内において特別豪雪地帯に指定されています。2位の札幌と7位の秋田も日本の豪雪地帯に含まれています。

NATIONAL GEOGRAPHIC日本版においても、人の暮らすエリアにこれほど降雪が多い国は世界中を見ても珍しいと紹介されています。

日本の皇室<天皇家>は世界最長の歴史を誇る

王家のある国、世界にいくつあるかご存じでしょうか? 英国、ブータンなどいくつかはすぐに思い浮かぶかと思いますが、米ワシントンポストの電子版によると、世界には26か国存在するそう。選挙で王様を選ぶマレーシアとバチカン市国を含めると、28か国になるのだとか。

神武天皇以来の126代まで2600年以上続く日本の皇室<天皇家>。この126代とは、紀元前660年に初代天皇に即位したとされる、神武天皇が実在したと仮定した場合の数字です。

もちろん『古事記』と『日本書紀』に書かれた神武天皇に関しては、現代人の視点で見ると「非現実的」な逸話も多く、史料としては認められないという意見もあります。

しかし、もし『日本書紀』の神武天皇が実在したとすれば、日本の天皇家は126代、2600年以上も続いてきた計算になるのです。この数字は、現在続く王室の中で、世界で最長だと言われています。

これ実は日本発祥です!

カップめんは日本発祥!

そもそも世界で初めてカップめんを考案し、商品化した企業は日清食品になります。1971年に販売が始まった『日清カップヌードル』は特許庁に登録されている特定商品名ですが、あたかも普通名詞のように使われるほど、日本国民に浸透していますよね。

現在『日清カップヌードル』は世界80か国以上の国々で売られていると言います。

中華料理店の回転テーブルは日本で誕生した

©︎ ホテル雅叙園東京

ちょっと大きな中華料理店にはある定番の回転テーブル。横浜や神戸や長崎の中華街はもちろん、香港、台湾、マレーシアの田舎町の中華料理屋でも普通に見かけたテーブルですから、てっきり中国で生まれたのかと思っていたら……実はあの回転テーブル、日本発だったのです。

考案した人は東京の芝浦で自宅を改修し、純日本式料亭『芝浦雅叙園』をオープンした細川力蔵という人だと言います。雅叙園はその後1931年に目黒に移り、2017年には目黒雅叙園からホテル雅叙園東京へと名称。

「お客さまが席に座ったまま料理をとりわけ、次の人に譲ることができないか」という、日本流のおもてなしの心が生んだものなのです。

トイレのマークは日本発!

言葉の分からない国に旅に出かけると、ピクトグラムに大いに助けられますよね? ピクトグラムとはヨーロッパで生まれたという絵文字で、文字の代わりに絵を使って公共施設などの用途を案内するサインになります。例えば、出口へ駆け込む人のマーク=非常口といった感じのイラストですね。

他の代表例を言えばトイレの男女のマーク。世界中、どこを旅していても見かけますが、実はあのピクトグラム、1964年の東京オリンピックで全面的に採用され、世界に大きく広まったという歴史があると言われています。

世界が注目する日本発の人生哲学「ikigai」

「Sushi」や「Tsunami」など、そのまま世界でも通用する日本語の単語が増えてきました。そこに数年前から、「Ikigai」が加わったのをご存知でしょうか。そう、あの「生きがい」です。ただそれは、日本人が想像する「生きがい」に新たな解釈が加わり、「Ikigai学」とでも呼べるような哲学として世界に広がっていったのです。

日本語を母語とする私たちは、「生きがいの言葉の意味」を深く考えたことはないのではないでしょうか。けれど外国には「生きがい」にぴったりくる訳語が存在しないのです。

簡単に説明すると、「あなたが好きなこと」「世界が必要としていること」「報酬を受けられること」「あなたが得意なこと」が重なり合った中心に「生きがい」があると説いています。

日本のミステリー

本当は恐ろしい、埴輪が古墳に置かれたワケ

古墳の上に並べて置かれた埴輪はなぜ作られたのでしょうか?

『日本書紀』によると、11代の垂仁天皇の時代(270年〜330年頃)まで高貴な人が亡くなると、選ばれた人々が生き埋めにされていたそうです。生贄にされた人たちの泣き声が土の中から聞こえたとか。

そんな様子を見続けてきた野見宿禰(のみのすくね)が「生きている人間の代わりに埴輪を埋めてはどうか」と、垂仁天皇に進言して、受け入れられ、埴輪が古墳に置かれるようになったそうです。

1200年間、空海には今も1日2回の食事が運ばれている

空海によって開創された真言宗の総本山「高野山」。奥の院には空海が入定(瞑想をして生きたまま仏になること)した御廟があります。高野山では空海は今も生きているとされていて、奥の院には毎日朝6時と10時半の2回、食事が運ばれているんです。この儀式は「生身供(しょうじんぐ)」と呼ばれています。

空海に届けられる食事は、伝統的な精進料理を中心としたメニューとなっていますが、パスタやシチューなど洋食メニューもあるとか! ちなみに空海が入定した日には、毎年衣類も届けられているそうです。

「日ユ同祖論」どこまでが真実?

日本の不思議のひとつに「日ユ同祖論」があります。これは、日本人(大和民族)とユダヤ人(古代イスラエル人)は共通の先祖ヤコブを持つ兄弟民族であるという説です。しかし、なぜこのような説が出てきたのでしょうか? 根拠はあるのでしょうか? 調べていくうちに、日本とイスラエルの意外な共通点が次々と明らかになりました。

古代史最大のミステリー、邪馬台国の女王・卑弥呼

中国の歴史書として有名な『三国志』(西暦290年頃)。その中の『魏志倭人伝』で日本列島に住んでいた民族や倭人(日本人)の生活習慣やしきたり、卑弥呼について書かれています。

しかし、卑弥呼の没後、約480年経ってから書かれた日本で最初の歴史書『日本書紀』や『古事記』に、卑弥呼に関する記述がないのが不思議です。中国の大国に使者を送り、皇帝から金印を贈られるほどの権力を持つ女王がいたのなら、日本の文献に記述が残っていないのは、いささかおかしい気がします。

卑弥呼はどのような一族に生まれ育ったのか・・・そして、どんな過程を経て、邪馬台国の女王になったのか、すべて謎のままなのです。邪馬台国すらどのように滅んだのかも、ハッキリとはわかっていません。

外国人から日本はこう見える!

外国人が思わずSNSにアップする日本の面白アイテム

スーパーやコンビニの釣り銭トレイ。

タバコとお酒の自販機。

マンホールの蓋。

店頭陳列。

これらを外国人がSNSにアップするワケとは!?

つっこみどころ満載の観光地

燃え過ぎ。

城や寺社が再建される理由は、たいていが「焼失」です。戦で襲撃されたり火事に見舞われたりと事情は様々ですが、とにかく日本の建造物はよく燃えています。ヨーロッパにも木造建築はありますが、多くはハーフティンバー(半分が木造建築、残り半分はレンガや土、石)という様式で作られていました。そんな文化圏から来た彼らは「燃えるとわかっていてどうして木造にこだわるのだ?」と疑問に思うようです。

他にも、「神頼みの内容が具体的すぎる」「どこでも作れるような食べ物が〇〇名物と売り出されている」など外国人から見ると不思議な現象が日本の観光地にはいっぱいあるようです。

日本の常識は世界の非常識

自分に非がなくても組織を代表して謝る。

飲食店で無料の水とおしぼりが出てくる。

「小顔」は誉め言葉。

全国津々浦々に観光名所がある。

これらは、日本では当たり前でも世界ではそうではないんです。まだまだある日本の常識は世界の非常識、ぜひチェックしてみてください。

 

 

 

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