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【一生添い遂げたいキッチンツール8選】暮らし賢者の目利き目線で選んだ名品たち:暮らしの道具大賞2023

  • 2024.1.3

暮らしの達人たちが本当に使って良かったアイテムを紹介する、毎年恒例の「リンネル暮らしの道具大賞」。2023年のベストアイテムも出揃いました。今回は、みんなが知らないけれど実は便利なあれや、奮発して買った思い入れのある逸品など、目利きさん7名の推しキッチンツールをご紹介。

〈みんげいおくむら〉の銅やかん

お湯が早く沸かせて除菌効果も高い

「中国四川省で作られている銅やかん。熱伝導に優れていて抗菌作用もあります。日々のお茶タイムの相棒です」(仁田さん)。最初はピカピカ、使い込むごとに褐色に変化するので、育てる楽しみもあり。 2L沸かせるたっぷりサイズ。¥17,600(みんげいおくむら)

[推薦者] フリーライター・仁田ときこさん

ファッションや食、暮らしまわりに詳しい。リンネルでも多く執筆。

〈谷中松野屋〉の真竹角盆ざる

水切れのよい竹のざる大きいサイズが使いやすい

「梅を干すために購入しましたが、40cmサイズの尺3寸は梅を干すだけでなく、白菜など大きめの野菜を洗って水切りするのにも便利。長方形で立てておけるので、キッチンで邪魔になりません」(榎本さん)。尺3寸¥8,360、尺1寸¥6,050、9寸¥4,840(谷中松野屋)

[推薦者] 料理家・榎本美沙さん

発酵や旬野菜のレシピが人気。Instagram:@misa_enomoto

〈かもしか道具店〉の納豆鉢、納豆のまぜ棒

内側の溝に秘密あり 納豆が手早くふんわり混ざる

「納豆は容器でかき混ぜている人が多数派です。でも、納豆鉢なら短時間で混ぜられておいしいのでやってみてほしい」(矢野さん)。内側の溝によって空気をふくんだ納豆に。なっとう鉢ふつう白¥2,200、こぶり黒¥1,980、なっとうのまぜ棒¥1,320(かもしか道具店)

[推薦者] 家事アドバイザー・矢野きくのさん

時間とお金を無駄なく使う生活術を紹介。All About節約ガイド。

〈グラスロック〉のレクタングル

熱にも衝撃にも強い 世界で支持される韓国ブランド

「ガラスの保存容器。におい移りがなく、汚れも落としやすい。ふたを4点で留めるので液漏れもないです」(矢野さん)。超強化耐熱ガラスを使用しているので、冷凍庫からすぐにオーブンに入れてもOK。韓国のキッチンウェア。中¥1,804、小¥1,375(池商)

〈鳥部製作所〉のキッチンスパッター

食材をすいすいカット 時短にもなるキッチンバサミ

「肉も魚もスイスイ切れるキッチンバサミ。オールステンレス製で、分解して洗えます。アウトドアでの調理にも活躍します」(橋本さん)。スタイリッシュな見た目で、刃と柄の間にねじりがあって、手になじみやすい。¥6,490(編集部調べ)(鳥部製作所)

[推薦者] 料理家・橋本 彩さん

インスタグラムで人気の料理家で二児の母。フォロワー数36万人超。

〈オクソー〉のシリコンスプーントング

食材をしっかりつかめてソースもすくえる

「アメリカで生活していた時から10年以上愛用しています。使いやすくて、出しっぱなしでもかっこいいトングです」(能登屋さん)。ステンレスにシリコンコーティングされていて、耐熱性が高く、フライパンを傷つけない。¥2,530(オクソー)

[推薦者] 整理収納アドバイザー・能登屋英里さん

アパレルディスプレイの経験で培った力で整理収納の技術を発信。

〈ストウブ〉のピコココットラウンド 24cm

愛され続ける定番 こげつきにくく色移りなし

「内側が黒マット・エマイユ加工で、食材の色移りが少なくくっつきにくいのが利点」(栗山さん)、「油馴染みがよくコゲつきにくい」(仁田さん)、「食材本来のうまみを逃さず美味しさを引き出します」(山形さん)。¥40,700(ツヴィリング J.A. ヘンケルスジャパン)

[推薦者] フリーライター・栗山琢宏さん

AV機器や調理家電などモノに関する記事を実際に使って試している。

[推薦者] ぬいぐるみ作家・山形友里加さん

子育てをしながら、ぬいぐるみ作家「サリークシー」として活動。

〈田中直純さん〉のKAKUボウルM、スープ皿S

食材を美しく見せてくれる 多治見市の作家の器

「田中さんの器はスープボウルをはじめ、鉢、平皿、茶杯など使っています。白色がとろりとした風合いで、眺めているだけで素敵です」(榎本さん)。岐阜県で制作する、陶芸家の作品。ボウル M ¥4,400、スープ皿 S ¥5,500(田中直純)

photograph;Mari Yoshioka styling:Kyoko Toyoshima text:Ema Tanaka web edit:Riho Abe
リンネル2024年1月号より
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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