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<ナイス駅員>ベビーカーでお出かけ中、助けを求めるも【走り去って行った!?】→ しかし、次の瞬間!?

  • 2024.1.2
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第一子に比べると、第二子以降の妊娠中は上の子がいることもあり、何かと無理をせざるを得ないことも多いですよね。ただでさえ辛い時期、想定外のハプニングが起こったら、あなたならどうしますか?
今回はそんな妊娠中のエピソードを友人に聞きました。

画像: <ナイス駅員>ベビーカーでお出かけ中、助けを求めるも【走り去って行った!?】→ しかし、次の瞬間!?

妊娠中に電車で送り迎え

友人のA子は2人目を妊娠中のワーママです。
妊娠前は自転車で上の子を保育園に送り迎えしていましたが、妊娠が分かってお腹が目立つようになってからはさすがに自転車に乗るわけにもいかず、やむなく電車を使って送り迎えをすることに。

まだ2歳の息子を人が多い時間帯の駅で歩かせるのは危険なので、ベビーカーに乗せていました。

まさかの事態に!

その日は金曜日で、保育園からお昼寝用の布団を持ち帰らなければならず、かなりの大荷物でした。

しかも大雨で、ベビーカーにレインカバーをかけられた息子はご機嫌斜めで大荒れ!
A子は苦労しながらなんとか最寄り駅のホームに降り立ちました。

しかし、こんな時に限って最寄り駅がまさかの停電に!

ベビーカーには機嫌最悪の息子、両肩にかけた大荷物、さらに自分はお腹の大きい妊婦……そんな状況なのに、A子はエレベーターにも乗ることができなくなってしまいました。

駅員に助けを求めると

1人で子どもの手を引いて荷物とベビーカーを持つことは到底できず、A子は申し訳なく思いながら遠くのほうにいた若い駅員に「すみません、手伝ってください!」と声を掛けました。

しかし、駅員はA子のほうを見て、すぐにそのまま反対方向へと走り去ってしまったのです!

A子は「え、無視された……?!」と絶望……。
周囲の人たちも見て見ぬ振りで助けてくれる様子はありません。

仕方なく、自分だけでなんとかしようとA子がベビーカーから息子を降ろそうとしていると……。

聞こえてきたのは?

その時突然、構内放送で「ホーム階段前で妊婦のお客様がお困りです! 応援お願いします!」というアナウンスが流れました。

そしてすぐに、さっきの若い駅員が何人ものほかの駅員を引き連れて、走ってきてくれたのです!

彼は「お待たせしました! お子さんもいるし荷物も多そうだったので、安全に助けられるように応援を呼んできました!」と言い、A子の手から荷物を受け取って、上の子の手を引いて、一緒に階段を上ってくれました。

A子は「無視されたのではなかったんだ……」と安堵。
駅員はその後、改札を出て、屋根がある駅前のアーケードまで荷物を持ち続けながらベビーカーを押してくれたそうです。

まとめ

危機的な状況の中、優しくされたことは一生忘れない! とA子は心から感謝していました。
妊娠中に公共交通機関で不快な思いをする話もよく耳にしますが、親切にしてくれる人もたくさんいますよね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの

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