【超シスコン夫】妹に10万単位のお小遣い！？思わず「妻と妹どっちが大事なの！？」と聞くと──？

家族愛は素晴らしいことだけど、何事もいきすぎは危険です……。筆者の知人Aさんの夫は『超』が付くほどのシスコンでした。年の離れた妹をかわいがりすぎる夫に対し、Aさんが投げかけた禁断の質問「妻と妹どっちが大事？」この質問に超シスコン夫はどう答えたのか、Aさんから聞きました。

うちの夫は超シスコン夫

Aさんは結婚3年目でそろそろ子どもがほしいなと考えていましたが、ある問題を抱えていました。その問題とは夫が超の付くシスコンであること。

夫は年の離れた妹を溺愛しており、結婚してからもおねだりされると10万単位でお小遣いをあげ、Aさんとの予定があっても妹に呼び出されるとそちらを優先してしまうのです。

Aさんも夫が結婚前から妹をかわいがっているのは知っていましたが、「これほどまでとは……」というのが正直な感想でした。

今日も夫は妹に呼び出され、お小遣いを渡しに出かけていきました。今日はAさんと出かける約束があったにもかかわらず、デレデレと出かけていく夫にAさんは呆れています。

そろそろ子どもがほしかったAさんですが、子どもがいると何かとお金がかかってきます。それなのに好き勝手に妹にお金を渡されては、生活していけなくなってしまうでしょう。

それに夫婦生活をしたくても、妹に振り回されなかなかタイミングがとれません。Aさんの中にはだんだん焦る気持ちが生まれてきました。

Aさんが夫と家でまったり過ごしていると、またもや夫の妹から連絡がきました。呼び出されて出かけようとする夫に我慢できなくなったAさんは、究極の2択を夫に突きつけます。

「ねえ、妻と妹どっちが大事なの？」

すると、夫は即答しました。

「妹に決まってるだろ」

Aさんが勇気を出して聞いた質問は簡単に答えられてしまいました。そして、夫はAさんを気にすることもなく急いで出かけていってしまったのです。

これまで夫は妹も好きだけど、自分のことも愛してくれてると思っていたAさん。妹の方が大事とはっきり言われたことで、目が覚めてしまいました。

もうこれ以上、夫と結婚生活を続けていくことは無理だと判断し、離婚をする決意を固めたのです。

超シスコン夫はなぜか離婚を嫌がりましたが、「離婚しないなら妹と縁を切って」と言うとすんなり離婚に応じました。Aさんは超シスコン夫と離れて、自由な生活を謳歌しています。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:安藤こげ茶