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【正月から感動の涙を流す】名シーンに震える「最強の泣けるドラマ」ベスト3!

  • 2024.1.2

「おめでとう!」コールで感情がたかぶった元旦が終わり、正月の2日目はゆっくりと新年の喜びにひたっている。そんなときにこそ見てみたいのが、魂が震える感動的な名シーンの数々だ。幸いに、韓国ドラマには人生の喜怒哀楽がたっぷりと表現されている人生ドラマが多い。その中から「正月から感動して泣ける」作品を3つ選んでみた。

●『カーテンコール』(2022年)

画像=KBS

出演者(役名)/カン・ハヌル(ユ・ジェホン)、ハ・ジウォン(パク・セヨン)、コ・ドゥシム(チャ・グムスン)、クォン・サンウ(ペ・ドンジェ)

〔視聴ポイント〕若き日のグムスンが朝鮮戦争の最中に夫と我が子と離れ離れになってしまう場面が強烈だった。彼女にとって、それは本当につらいことだった。しかし、その悲劇を乗り越えて、グムスンは一生懸命に働いて巨大ホテルグループ「楽園」を作り上げた。

そんな彼女は、海を見つめながら夫と子供がいつかやってくることを夢想していた。そのためにも、象徴となる一流ホテルは海沿いに建っていなければならなかったのだ。そして、夢が形を変えて現実になった。なんと、グムスンの孫(息子の子供)が訪ねてきたのだ。これ以上の感激はなかった。

しかし、それは秘書が連れてきた偽者だった。余命が少ない彼女に最後の夢を叶えてもらうためだったのだが……。こうしてドラマは、海を背景にして涙なくして見られないシーンが続いていく。

●『私たちのブルース』(2022年)

画像=tvN

出演者(役名)/イ・ビョンホン(イ・ドンソク)、シン・ミナ(ミン・ソナ)、イ・ジョンウン(チョン・ウニ)、ハン・ジミン(イ・ヨンオク)

〔視聴ポイント〕豪華キャストが集結して最高級のシナリオで作られたオムニバス形式のドラマ。脚本家のノ・ヒギョンによると「地方に住む庶民たちを勇気づける物語」だという。舞台は済州島(チェジュド)で、多様な登場人物が各話ごとに主人公になる。特に感動的な話は「ハン・ジミンが演じた新米海女ヨンオクと家族の物語」と「イ・ビョンホンが演じたドンソクと母の物語」だ。

「生きていて良かった」という涙のシーンがたくさん織り込まれている。また、撮影スタッフが素晴らしいので壮大でワクワクするような海のシーンが本当に素敵だった。

●『明日』(2022年)

画像=MBC

出演者(役名)/キム・ヒソン(ク・リョン)、ロウン(チェ・ジュヌン)、イ・スヒョク(パク・ジュンギル)、キム・ヘスク(玉皇大帝)

〔視聴ポイント〕物語は1話完結の形式で進んでいく。就職に失敗して落ち込んだ主人公のジュヌンは、橋の上で自殺志願者を助けようとして川に転落してしまった。意識不明となって命を失う寸前だったが、なんと、死神グループ(多くの死神が部署ごとに所属している)が条件付きで助けてくれることになった。それは、自殺を防ぐ仕事のアシスタントになることだった。

その中でも、上司となったク・リョンのキャラが凄かった。こんな人がそばにいたら絶対に人生が変わると思わせる迫力があった。物語にはいろんな不幸の人が出てくるが、「絶対にあきらめてはいけない」と思わせてくれる。そして、ドラマを通して人生の深みに気づいて涙腺がゆるむことだろう。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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