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「パパ、ちゃんとして!」自分の汚したトイレを掃除しない夫。カツを入れたのはなんと娘で!?

  • 2024.1.2

結婚してから、わが家のトイレ掃除の担当はずっと私です。夫にはトイレ掃除をするという概念がないようで、どんなにトイレが汚れていても気にならないと思っている可能性すらあります。さすがに、子どもが粗相をしてしまった場合は掃除をしてくれますが、自分の汚れには無関心。まったく気づいていないようにも思えて……。

トイレ掃除をしない夫

私自身もきれい好きというわけではなく、少しズボラな性格です。トイレ掃除も毎日決まった時間にするというより、汚れが目についたらするような感覚。しかし、そんな私でも気になって仕方がないことが。朝に夫がトイレに入ったあと、必ずと言っていいほど便器が汚れているのです。毎朝のように便器の汚れを見るのは、不快でたまりません。

わが家ではトイレを掃除する際、アルカリ性(塩素系)の、かけるだけで汚れが取れる簡単なタイプの洗浄液を使用しています。そのため、トイレ掃除にはそれほど手間がかかるわけではありません。夫にも「自分で汚したと思ったら掃除して!」と何度も言っているのですが、これまで改善されることはありませんでした。

母からトイレの汚れを指摘され…

あるとき、私の母が突然わが家に遊びに来ました。私は特に問題なく母を歓迎。しかし、トイレを利用した母から「ちゃんと毎日掃除をしなさい」と指摘を受けました。たまたま私が掃除をする前に、母が先にトイレに入ってしまったのです。

「私がつけた汚れじゃないのに」と私はモヤッとしてしまい、母にはわが家のトイレ掃除事情を主張したのですが、それでも母は「あなたがやればいいじゃない」と、私のズボラさを指摘し続けました。

思わぬ味方の登場

この出来事に、もう我慢ならないと思った私は、再度夫にトイレ掃除について改善を求めました。しかし、夫はどこか他人事のよう。

するとそこで、私たち夫婦の会話を聞いていた4歳の娘が、ふいにこう告げたのです。「パパ……トイレを汚したら掃除しないと。幼稚園で習ったよ」と。

娘からの指摘を受けた夫は急に恥ずかしくなった様子で、「パパもちゃんとできるよ!」と言い訳をしていました。

それから夫は、毎朝自分で汚したトイレを掃除するように。私がトイレ掃除をする回数はゼロになったわけではありませんが、毎朝汚れを見ることがなくなり、ストレスは激減。床磨きなど、今までできなかった部分までトイレを掃除する余裕もできました。娘という思わぬ味方によって助けられたエピソードです。

著者/都 うめこ
作画/霜月いく

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イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 霜月いく

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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