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新春の鎌倉さんぽ♪鶴岡八幡宮へのお参りとランチやカフェ、お土産屋さんを巡る一日

  • 2024.1.1

2024年の鎌倉さんぽは、鶴岡八幡宮への初詣からはじめてはいかがでしょうか。鎌倉は約800年の歴史があるこの神社を中心に街が栄え現在の繁栄へとつながっています。史跡が点在するなかに店舗が軒を連ねる街並みは、四季折々の表情を見せ一年を通して人々を惹きつけます。お参りのあとランチやカフェのお店で一息ついて、のんびりと過ごす鎌倉の新年をご紹介します。

新春の鎌倉さんぽ♪鶴岡八幡宮へのお参りとランチやカフェ、お土産屋さんを巡る一日
新春の鎌倉さんぽ♪鶴岡八幡宮へのお参りとランチやカフェ、お土産屋さんを巡る一日

青い空と山の緑に映える朱塗りの美しい社殿「鶴岡八幡宮」

新春の鎌倉さんぽ♪鶴岡八幡宮へのお参りとランチやカフェ、お土産屋さんを巡る一日
鶴岡八幡宮の大石段と朱塗りの本宮

鎌倉幕府の初代将軍・源頼朝ゆかりの神社「鶴岡八幡宮」。鎌倉時代には武家社会の守り神として戦いの無事を祈り、その後も作物の豊作や家族の幸せなど、さまざまな願いを祈る神社として親しまれています。

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社殿と桜の季節の段葛を描いた「御朱印帳」(1700円)

静御前が舞をおさめたといわれる若宮廻廊跡に建つ舞殿、初夏に咲くハスが見事な源平池など、鎌倉の歴史と文化を今に伝えます。参拝を終えたら大石段下東のご朱印所にてぜひ御朱印を。オリジナルの御朱印帳はこの神社が発祥の勇壮な流鏑馬神事や舞を披露する巫女の図柄など、華やかに揃いますよ。

神様のお使いと伝えられる鳩に授かる尊いご縁

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扁額には一対の鳩

源氏が信仰した八幡神は武運の神様で、そのお使いとして鳩が大切にされています。本宮に掲げられる扁額(へんがく)の「八幡宮」の文字も八の字は一対の鳩が描かれています。

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「鳩鈴守」(1000円)

そんな鳩にあやかって、お守りやおみくじには鳩の意匠が多く見受けられます。鳩が結ぶご縁を大切にしてくださいね。

土鍋で炊いたお米のおむすびが評判の「天松堂」でお昼ごはん

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細い路地沿いの「天松堂」

参拝のあとはお昼ごはんのお店へ。鶴岡八幡宮の参道・段葛の裏路地沿いにたたずむ「天松堂」は、ごはんの美味しいおむすびのお店。店主が日本全国から選りすぐったお米を使って土鍋で炊きあげます。

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具材は塩むすびや梅干し鮭など十数種類

炊き上がるとすぐに土鍋からおひつに移します。こうすることで時間の経過とともに味わいも深くなっていくのだそう。オーダーごとにつくるおむすびは、口に運ぶとホロッと崩れる絶妙な結び加減。好きな具材をオーダーして。

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炊き立てはごはんの甘い香りが漂う

定食の「日替わりおばんざいセット」には、好きな具材とお米を選ぶおむすびにおばんざいと鎌倉野菜の漬物がセットに。生まれも育ちも鎌倉の店主が地元の旬を活かした味が楽しめます。

鎌倉の老舗和菓子店「豊島屋」で手に入れる2024年の限定品

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鳩サブレー「干支缶」(1944円/8枚入り)※数量限定

鎌倉銘菓「鳩サブレー」が人気の段葛沿いの「豊島屋」では、その年の干支をモチーフにした特別な干支缶に入った鳩サブレーが販売されます。2024年は暗闇に金銀財宝を巻くかのような縁起のいい龍。新年のご挨拶にもおすすめですよ。

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「鳩サブレー手さげ」(615円/4枚入り)※数量限定

干支モチーフの限定品は、「鳩サブレー手さげ」にも。険しい表情をしながらも鳩サブレーを手にしっかりと握った龍がどことなく愛らしく、底面には書初めをする龍など愛嬌たっぷり。

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「小鳩豆楽」(1080円/20粒入り)※数量限定

ふっくらとした鳩がかわいい人気の落雁も新年は干支缶入りです。缶の内側は龍の絵柄がフタからつながるこだわりの図柄。鳩サブレーのカレンダーと一緒にお部屋に飾ってはいかが?

「Garage Bluebell」の縁側で楽しむ英国式クリームティー

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くつろいで過ごせる小鳥が集まる縁側

木漏れ日が心地いい縁側のある「Garage Bluebell(ガレージ ブルーベル)」。小町通りに近い住宅街にありながらも、静かにすごせるティールームです。

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ウェッジウッドの素敵なカップ&ソーサ―

英国風のティールームらしく美味しい紅茶がポットでたっぷりと味わえます。有機栽培されたフェアトレードの茶葉は、インドのダージリンやアッサム、ミルクティーによくあうスリランカのウヴァなど6種類ほどあり、カフェインレスのデカフェの用意もあります。

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「クリームティー」(1600円)

評判の「クリームティー」は、運ばれてくるとスコーンの香ばしい香りが漂います。季節のジャムは旬のフルーツを使った手づくり。自家製のスコーン用クリームと一緒にスコーンにたっぷりつけて召し上がれ。

小町通りの「お浄めミュージアム」で鎌倉のお土産探し

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風情ある暖簾の掛かる「お浄めミュージアム」

カフェで一息ついた後は、小町通りをそぞろ歩いて鎌倉のお土産探しへ。3階に足湯施設のある「お浄めミュージアム」では、お守りや御朱印帳など様々なグッズが揃います。

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「干支飴缶」(715円)

鎌倉の風景を切り取った絵柄が素敵な缶に入っているのは、懐かしい味のするミニドロップ。龍をあしらった干支缶も加わり、おみくじ付きです。

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鎌倉をイメージするイラストの飴缶

特別なお米を大切な人と食べると豊かな時間をもたらすのだそう。親戚や家族が集まるおめでたい新年の食卓に、お米づくりに欠かせない水を司る龍神が名前の由来となったお米「龍の瞳」はいかがでしょうか。福を呼びよせるきっかけになりますように。

老舗カフェ「イワタコーヒー店」で一日を締めくくる

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鎌倉駅から徒歩約1分

鎌倉さんぽの締めくくりは、約80年もの長きにわたってこの場所で変わらない味を届ける「イワタコーヒー店」で。小町通りの入り口に立つ朱色の鳥居のモニュメントのすぐそばにたたずみ、メニューサンプルが並ぶレトロなショーウィンドウが歴史を語ります。

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「ホットケーキ」(1100円)、「生レモンスカッシュ」(730円)

看板商品は2段に重なる分厚い「ホットケーキ」。伝統のレシピに忠実に、銅板の上で弱火でじっくりと焼き、表面がこんがりとした小麦色になるまで待つこと20~30分。アツアツのできたてにバターとシロップをたっぷりとかけて。

新春の鎌倉さんぽ♪鶴岡八幡宮へのお参りとランチやカフェ、お土産屋さんを巡る一日
「フルーツサンド」(880円) 飲み物とのセット(1440円)

ケーキにも使う上質な生クリームと果物を贅沢にはさんだ「フルーツサンド」や、一皿に2個のプリンが仲良く並ぶ「自家製プリン」(720円)など喫茶店メニューも充実。自慢のコーヒーをいただきながら、鎌倉の楽しいお正月をゆったりと振りかえるひと時が過ごせますよ。

のんびりさんぽで鎌倉の魅力にふれる一年を

新春の鎌倉さんぽ♪鶴岡八幡宮へのお参りとランチやカフェ、お土産屋さんを巡る一日
三ノ鳥居から眺める鶴岡八幡宮

鎌倉は不思議なことに一度訪れるとまた来たくなる街で、見どころも多くいつも新しい発見に出会えます。正月が終わると、梅や桜といった木々の花々が咲きそろう季節へと移ろいでゆき、華やかな季節の到来に今からワクワクします。今年も鎌倉の街歩きを楽しんでくださいね。

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