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性悪姑「あなたは留守番ねww」嫁に【20人以上の食事の用意】を押し付けるも → 予想外の展開に──!?

  • 2024.1.1

良い関係が築けていたとしても、義実家での親族の集まりは気が重いものです。姑や義家族と折り合いが悪ければさらに苦痛なものになりますよね。これは筆者の友人・K代から聞いた意地悪な義実家とのエピソードです。

画像: 性悪姑「あなたは留守番ねww」嫁に【20人以上の食事の用意】を押し付けるも → 予想外の展開に──!?

意地の悪い義家族

私の義実家は、年に2回のお墓参りを欠かしません。地方に住む舅の兄弟姉妹も集まり、20人以上の大集合をします。

私はこの集まりが大嫌い! 理由は意地悪な姑に加担する義妹や叔母たちがいるからです。姑とは結婚当初からそりが合わず、距離を置いたお付き合いをしています。でも否応なしに集まらなければいけないお墓参りの大集合ほど気が重くなることはありませんでした。

姑のイジメ

ある年のお墓参りの日、いつものように義実家には親族が大集合しました。全員が揃ったところで、そろそろ出発しようかといったときに、姑がいきなり私を呼びつけてこう言ったのです。

「あなたはお留守番ね。ご先祖様に顔見せしたってしょうがないでしょ。ここにあるもの使って構わないから、全員分の食事を用意しておいて。」

夫は姑に頭が上がらないので何も言わず、叔母や義妹は知らんぷり……私はさすがに腹が立ちましたが、姑のイジメはいつものこと。全員分となると20人以上になるのに、買い置きしてある食材は本当に少し。これは買い物に行かなきゃいけないと思っていると、思わぬ人物が助け舟を出してくれたのです。

私の味方をしてくれた思わぬ人物とは?

「じゃあ俺も残るわ。」

そう言ってくれたのは、義理の兄でした。義理の兄は料理人。私1人が押し付けられて大変だと思ったらしく、助け船を出してくれたのです。

それを聞いて慌てたのは姑でした。姑は義理の兄をとても可愛がっていて、大人になった今でも溺愛しているほど。

「ならいいわ。みんなで出かけて途中で食事しましょう。」

と急に矛を収めました。

姑の意地悪を一蹴!

「いいよ。〇〇ちゃん(私)と一緒に作って待ってるから。みんなで行っておいで。」

口調はいつもと変わりませんでしたが、明らかに姑の意地悪を見抜いたような言い方でした。姑はいろいろ言っていましたが、「買い物行くか。」と義理の兄は意に介さず。結局私と義理の兄を抜いた親族でお墓参りへ出かけていきました。

お義兄さん、ありがとう!

料理人である義理の兄の腕は素晴らしく、出来上がった料理はとても美味しそうでした。お墓参りから帰ってきた義家族は皆大絶賛!

料理をしている間に義理の兄は一言……「悪いなぁ、あんな親で。」

きっと私の気持ちをわかってくれて、助け船を出してくれたんだと確信しました。夫が何も言ってくれなかったことはとても残念ですが、1人でも味方になってくれる人がいてくれて、嬉しかったです。

姑や叔母たちは何か言いたそうでしたが、義理の兄の手前何も言えず、黙って食事をしていた姿を見て、ちょっと胸がスッとしました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K

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