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妊婦が電車で【睨まれた!?】→ 怯んでいると、鋭い視線の青年が近づいてきて──!?

  • 2024.1.1

妊婦になると何かと周囲の視線が気になるもの。筆者の知人Aさんも妊娠しお腹が大きくなってから電車に乗ったら、鋭い視線を感じたそうです。その視線の正体は……? 妊婦のAさんから聞いた電車での事件を、早速みていきましょう。

画像: 妊婦が電車で【睨まれた!?】→ 怯んでいると、鋭い視線の青年が近づいてきて──!?

妊婦! 電車に乗る

Aさんは妊娠8ヶ月の妊婦。妊娠の経過は順調で、お腹が大きくなってきた今でも元気に過ごしています。

つわりのひどかった妊娠初期こそマタニティマークをつけていたものの、今は特に必要性を感じていなかったため、Aさんは妊婦とわかるようなものは身に着けず行動していました。

ある日、Aさんは通院するために電車に乗り込みました。普段なら混雑する時間帯は避けるのですが、このときばかりは少し混み合う電車に乗らなければなりません。座席はすべて埋まっており、Aさんは立つことになりました。

違和感……鋭い視線が突き刺さる

立って電車に乗っていた妊婦のAさん。窓の外を見ながら過ごしていると、違和感を覚えました。

「誰かに見られている?」

Aさんが違和感の正体を確認しようと、辺りを見回すと真後ろの席に座っている若い男性がAさんに鋭い視線を送っていることがわかりました。

「私、何かやらかしちゃった?」と思ったものの心当たりのまったくないAさん。鋭い視線は気になるものの、気にしないようにして電車に乗り続けていたのです。

何されるの? 立ち上がって近づいてくる青年

しばらくすると鋭い視線を送ってきた青年に動きがありました。立ち上がりAさんの方に近づいてくるのです。何をされるのかとびくびくしていたAさんでしたが、青年が発したのは驚きの言葉でした。

「よかったら座ってください」

青年は妊婦のAさんに席を譲ってくれたのです。Aさんは思わぬ出来事にびっくりしたものの、席を譲ってもらい座ることにしました。

親切には勇気が必要

青年はAさんがマタニティマークをつけていなかったため、妊婦かどうか確証が持てなかったそうです。さらに、席を譲るタイミングを見計らっていたら怖い顔になってしまったとのこと。

Aさんはマタニティマークってやっぱりつけなくちゃと反省するとともに、青年の視線を疑ってしまったことを反省したのでした。

鋭い視線を誤解されてしまった青年は気の毒ですが、困った人に手を差し伸べる勇気は見習いたいものです。ほんのちょっとの勇気を出して、誰もが優しくできたらもっと世界は優しさでいっぱいになるかもしれませんね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:安藤こげ茶

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