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あるか元旦スクープ。“韓国の文春砲”Dispatchの熱愛スクープたち

  • 2024.1.1

古今東西、新しい年を迎える1月1日は祝賀ムードに包まれる。旧暦がまだ根付いているため、旧正月(今年は2月16日が旧暦の1月1日となる)を盛大に祝う韓国でも、本日1月1日は公休日となっている。

だが、韓国ではこの1月1日を祝うどころか、固くなる人たちがいる。アイドルやスターといった芸能人や、その所属事務所関係者、さらにはファンたちが毎年1月1日になると、恐れと緊張の中で新年を迎えるというのだ。

なぜ、芸能界とそのファンたちが緊張するのか。

韓国でも1月1日になるとスクープ記事が発表されることが多いからだ。日本でも1月1日になると、スポーツ新聞などで芸能人の熱愛報道や結婚のニュースがスッパ抜かれたりするが、韓国でも同じようなケースが多いのである。

中でも有名なのは、『Dispatch(以降、ディスパッチ)』だ。同メディアは日本で言うところの『週刊文春』や『週刊フライデー』のように芸能人の熱愛スクープを得意としており、1月1日に熱愛スクープを発表してきた。その経歴から、大手ポータルサイトで「ディスパッチ」と検索すると、「ディスパッチ1月1日」という関連ワードが出てくるほどである。

実際、『Dispatch』が1月1日にスクープしてきた熱愛報道は多い。

2014年1月1日には少女時代のユナと人気タレントのイ・スンギの交際をスッパ抜き、2016年1月1日にはJYJのジュンスと人気ガールズグループEXIDハニが恋人関係であるという特ダネを世に発表している。

ただ、ユナ&イ・スンギ、ジュンス&ハニは報道後に破局し、今は熱愛関係ではない。『ディスパッチ』で元日スクープされたカップルの恋はなかなか結婚まで成就しないのが通説だった。

そんな通説を吹き飛ばしたのが、歌手兼俳優のRAINと人気女優キム・テヒのカップルである。ふたりは2013年1月1日に『ディスパッチ』に熱愛関係をスクープされた。

それがきっけかでのちにRAINの兵役時代の軍記違反が明るみになり、“芸能兵廃止”までに発展したが、ふたりは昨年1月に晴れて結婚を発表。『ディスパッチ』の元日スクープが生んだ最初の“夫婦”となった。

そして、2021年にはヒョンビンとソン・イェジの熱愛を独占スクープ。2020年3月から交際が始まったとし、ヒョンビンの知人の言葉を借りて「ドラマ(=愛の不時着)終わって離れて過ごすうちに、恋しい感情が芽生えたらしい」と伝えた。
この報道後、ふたりは順調に交際を続け、2022年3月に結婚式を挙げた。同年11月には男児授かっている。
また、2022年12月31日には歌手IUと俳優イ・ジョンソクの熱愛をスクープ。元旦ではなかったが、1日早い『ディスパッチ』砲を放って世間を驚かせた。

果たして今年は『ディスパッチ』砲があるのか。韓国の芸能関係者たちがあっと驚くスクープが元旦早々から飛び出すかもしれない。

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